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[ネコノス手帳 No.321] 2022.8.14.sun. 名前の話。
目覚めたときにふと、不安のような消化不良のような感覚がよぎり、それはじつは一昨日からつづいていた違和感だということに思い至った。
ネコノス手帳に書き散らかしている例によってどうでもいいことではあるのだが。それで以前のネコノス手帳を見直してみるとやっぱりだ。
自らつけた紫ニンニクの名前。これについて書いた8月6日のネコノスではスペイン産だからということで『ロドリゲス』と呼んでいる。
ところが12日のネコノスでは、『ゴンザレス』に変わっていた。書いたときも何か違和感があったのだが、ゴンザレスじゃどちらかというとメキシコ系じゃないの?
ニンニクじゃなくサボテンのイメージだわ。
でも、ロドリゲスとゴンザレス、やっぱりちょっと似てる。5文字だし、濁音入るし、スで終わる。これだけでもうわたしの場合はよく似てる部類に入る。
以前にもバージニア・ウルフとジョージア・オキーフを正々堂々とまちがえたくらいだし。
自分でつけてるくせに間違えちゃうことは『サランドバディ』の中でもときどきあって、それが言い間違い的なものならわかるけど。たとえばシメーヌがシモーヌとか、メギーがマギーくらいなら朝メシ前だ。
でも、ゴーリィ爺さんがローゼット爺さんになっていたりするのはどういうことだろう。濁音と延ばす「ー」があるものの、文字数はちがう。ゴーリィは農家のお爺さんで、ローゼットは医師だ。どうして間違えるかな。
まあ物語りの中なら仕方ないとしても、リアルな人の名前は気をつけないといけないと思うこの頃。
わたしの場合、似顔絵を描いたりするせいかどうしてもその人をイメージでとらえようとしてしまって、それがその人の名前と合っていないとなかなか覚えられなかったりする。
どう見てもこの人、イシカワさんじゃなくてタナベさんだよなーとか、本人が石川さんだっていうのに余計なことを考えてしまうのだ。
まあそうやって考えるのも楽しいのだが、日常生活ではあまりオススメはできない。