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2021.9.26.sun. ベストだと思ってやっていたことが、じつはぜんぜんベストじゃなかったりする。
そういうことってあるよなあ。いや、だいたいがそういうことばかりじゃないのって気もするし。いまがまさにそれだわなー。
日に三度も反省したという論語の中の曽子の話をきいて、堅苦しくてつまんないやっちゃなーと。思ってはいけないのだろうが、ついついそう思ってしまっていた。まあ、好き嫌いは別にして、曽子の場合は行動からして思慮の深い立派な行動があった上での反省だったのだろうな。なんたって本屋の名前にも使われるくらいだもの。
ところで、反省と言いながら何もしないでいるのは、反省もなく前にも進まないのよりはましだろうか。万が一前に進もうと考えた場合、多少の反省が役立ちそうだが、それはたぶん行動が伴っていない反省というものでしかないから、どっちもおんなじだな。
なんてどうでもいいことを考えてる場合ではない。行動のみで反省もないまま進んでいく私の場合、「思い込み」というものが脚を引っ張っていることがままある。今朝、布団の上でつらつら考えていて、そういうことに行き着いた。そう、「ベストだという思い込み」は、「ベストではないかもしれない」ということをよ~く検証してみないといけないってことなのよねえ。
そうなるとやっぱり「反省」は必要で、浅知恵、猿知恵じゃ物事はうまくいかないよ、ということっすか、曽先生。