【本の感想】ブレインメンタル強化大全 著;樺沢紫苑
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日、樺沢先生の講演会に参加したときの記事を公開いたしました。
講演会の参加特典として、新刊であるブレインメンタル強化大全を日本最早でいただくことができましたので、その感想を書いていきます。
▼アウトライン
上記の記事でもご紹介した通り、ブレインメンタル強化大全は身体を整えたい人に。身体は心と技のベースになる。最強のパフォーマンスを手に入れるための本です。
もうちょっと具体的に言うと、
①脳のパフォーマンスを高め、仕事や勉強ができるようになる
②身体疾患とメンタル疾患を予防し、病気にかかることなく長生きする
これらを実現するために必要なことが書かれています。
で、この著書は5つのチャプターで構成されています。
チャプター1 睡眠
チャプター2 運動
チャプター3 朝散歩
チャプター4 生活習慣
チャプター5 休息
チャプター1から3は「絶対にミスをしない人の習慣」でも触れられていることですが、チャプター4と5があるのが本書の特徴であり、私自身最も印象に残ったことです。
ざっくりと、チャプター1から3に書かれていることは、
睡眠→6~8時間程度の睡眠→疾病予防、パフォーマンス上昇
運動→週2回以上、中強度の運動→奇跡の物質成長ホルモン分泌
朝散歩→15~30分程度の朝散歩→セロトニン等活性化、精神疾患療養
チャプター4以降は次に述べたいと思います。
▼印象に残ったこと
◎チャプター4 生活習慣
このチャプターは最高のパフォーマンスをゲットするために必要な生活習慣についてのチャプターとなります。特に印象に残ったことを挙げますと、
最も健康に悪いのはタバコ!!!(-。-)y-メンタル疾患にも極めて悪く、うつ病リスク3倍、睡眠障害4~5倍!!😱でも、10年禁煙すればたばこの害を帳消しにできる。
「少量の飲酒は体にいい」
これは現在では否定されている。飲めば飲むほど悪影響。悪影響を避けるには1日ビール500ml、週2日以上の休肝日を設ける。
適度なストレスはパフォーマンスを高める。ストレスを過剰に恐れる人こそ、悪影響を受ける。ポジティブなものとして、耐え忍ぶものでなく受け流すよう心掛ける(レジリエンス)。
酒、ゲーム、悪口はネガティブな記憶を増強するので、ストレス発散方法として妥当ではない。
◎チャプター5 休息
休息以前に自分の現在の体調がどうか判断できるよう、日記をつけるなどして自己洞察力を高めよう。身体疾患も精神疾患も、病院に行く段階では「どうしてもっと早く切れくれなかったのか」と医師が感じるパターンが多いそうです。
仕事で疲れ切ってしまうと、帰宅後にいくら休んでも疲れが取れない。仕事中はいい感じに休憩をはさむ。
脳にとって最高の休息はマインドフルネス。瞑想の一種。効果としては、感情コントロール、睡眠の質を高め精神疾患等の治療、集中力・記憶力、ワーキングメモリを高める。先生が下の動画で詳しく解説されています。
▼感想
本書に書かれていることを実践すると、
起床後は朝散歩に行き、3食バランスよく食べ、仕事中はいい感じに休憩をしながらがんばり、会社を出たら仕事のことは忘れ、帰宅してもタバコや酒は飲まず、就寝前2時間はテレビなど娯楽は控え、睡眠は7時間とる。
・・・
教科書通りだけど結構つまんない人間になりそうだ
というのが本書を読み終えた私の率直な感想(笑)
しかし、当然この生活スタイルを毎日実践する必要はなく、
やれる範囲でやればいい!
と思うのです。
前述のとおり、私は樺沢先生の著書を読んで実践していることがありますので、本書での新しい知識は少なかったです。
しかし、ただなんとなく暮らしている方にとっては、ほんとに目からうろこの内容盛りだくさんですので、ぜひぜひおすすめしたい1冊です。
よかった1,500字程度でまとめられた(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m