終わりと、始まりと、
こんばんは。
シンゲキのイメチェンおじさんことサイトウです。
5ヶ月ぶりの散髪は僕の人相をすっかり変えてしまいました。
僕は今、久方ぶりのnoteを書いています。
もしかすると本番を前に少しおセンチなのかもしれません。
もしくはこれまで舞台と関係ないことばかりnoteに綴ったことへの反省なのかもしれません。
今日は今週末(12月23日/24日)に本番を迎える『アイのセンタクキ』について書こうと思います。
長々と昔話をするのは本番が終わってロスに浸ってからでも十分なので、今は目の前の本番について話します。
去る12月17日、最後の通しをしました。
いや、いきなり過去を振り返るんかい。
……まあまあ、ね?
舞台上で過ごす時間はあっという間で、気づいた時には終わりを迎えていました。
一瞬一瞬をそこにいる全員が全うするような、文字通り命を燃やす、そんな通し稽古でした。
舞台に携わる人間はみんなそう言ってしまうものなのかもしれません。
もしくはただの思い上がりなのかもしれません。
客観視出来ていないのかもしれません。
それでも僕はこの舞台を、これ以上ないほどに最高のものだと思わずにはいられません。
1人でも多くの人に届けたい、知ってほしい。
僕たちがここで生きていること、舞台の上で輝く姿を。
今となってはもう遅いのかもしれません。
本番一週間前からどれだけ客足を増やせるかなんてたかが知れているのかもしれません。
それでも、1人でも多くのお客さんに僕たちの舞台を届けたい。
心の底から、そう思います。
泣いても笑ってもあと5日。
最後まで、力を尽くそうと思います。
観に来ていただくお客さんのために、そして、
力を合わせて同じ目標へとひた走ってきた仲間たちのために。
でもこの本番は、『アイのセンタクキ』の終わりでもあり、新たな物語の始まりでもあります。
ここで出会った仲間たちは、観に来てくれるお客さんたちは、その縁は、まだまだこれからも永遠に続いていくと思います。
というか、そうであって欲しい。
島根神在劇団シンゲキ#1はこれにてお終い、
でもその次には#2、#3が続いていきます。
まだまだ、このご縁は終わらせませんよ。
とにもかくにも!
世界で一番熱いクリスマスを、
僕たちと過ごしてみませんか。
会場で、お待ちしています。
あ、そういえば
最後の通し稽古、僕と圭ちゃんの高校時代の友達が来てくれました。
最後に感想を言ってくれたんですが、その言葉がとても嬉しくて。
僕たちが言って欲しい言葉をそっくりそのまま言ってくれたみたいな。
あ、伝わってる、って思えてすごく嬉しかったです。
もちろん観る人によって感想は変わると思います。それもまた舞台の良さだと思います。
でも観てくれる方に何かが伝わるような、何かを考える、感じるきっかけになるような。
そんな舞台にしたいと改めて思えました。
この場を借りて、ありがとう。
ではでは。