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JBBA七戸種牡馬場展示会

2025年3月1日に行われたJBBA七戸種牡馬場展示会に行ってきました。
今回の展示会は生産者の方に加え、ファン向けの展示が行われました。
※ファン向けの公開は、あくまで今展示会に限定されたものであり、ほかの展示会では行われないものであることをご承知おきください。



アニマルキングダム

アニマルキングダム

2008年生まれ。栗毛。体高168センチ。
主な勝鞍:ケンタッキーダービー(G1)、ドバイワールドカップ(G1)
通算成績12戦5勝。
主な産駒:プリフリオールイン(高知9勝、重賞5勝)、イッツリット(輸入馬JRA3勝)、ジャスパーメジャー(輸入馬門別14勝)
2020年より静内種馬場にて供用。2025年より七戸種馬場にて供用。
種付料:30万(産駒誕生後支払い)

オールブラッシュ

オールブラッシュ

2012年生まれ。黒鹿毛。
主な勝鞍:川崎記念(Jpn1)、浦和記念(Jpn2)、報知オールスターカップ(重賞)
通算成績43戦8勝。
非常に首が強く、乗り役はコントロールに苦労した。しかし、その首の強さが速さの根源。
父ウォーエンブレムの後継は世界でオールブラッシュのみ。
父母ともにアメリカ血統のため、サンデーサイレンスの血が入っていない。
繋養先:スプリングファーム
種付料:30万~(各種プランあり)

サブノジュニア

サブノジュニア

2014年生まれ。黒鹿毛。父サウスヴィグラス。
主な勝鞍:JBCスプリント(Jpn1)、アフター5スター賞(重賞)
通算成績44戦12勝。
2022年よりイーストスタッドにて供用。初年度産駒は今年デビュー。
2025年より七戸種馬場にて供用。
種付料:20万(産駒誕生後支払い)

ウインバリアシオン

ウインバリアシオン

2008年生まれ。鹿毛。
主な勝鞍:日経賞(G2)、テレビ東京杯青葉賞(G2)、野路菊ステークス(OP)
主な産駒:ドスハーツ(JRA4勝)、ハヤテノフクノスケ(JRA4勝)
通算成績43戦8勝。
今や青森県を代表する種牡馬。青森で供用開始から今年で10年目。
現役時代はケガとの闘い。日本ダービーでは重度の裂蹄で患部から出血しながらも3着馬に7馬身差の2着(1着はオルフェーヴル)。
その後は屈腱炎も発症し、まともな状態で走ったことはほぼなかった。
毎年20~30頭を種付け、数少ない中からJRAオープン馬を輩出。
展示会当日の阪神10Rにて産駒ハヤテノフクノスケが3勝クラスを快勝。見事オープン入りを果たした。
雄大な馬格ながら、関節・筋肉が非常に柔らかいことが特徴。産駒にも遺伝している。
昨年度からゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のキャラクターとして選出され、今まで以上に多くの方から愛されるようになった。
体高は種牡馬としてはトップクラスに高く、キタサンブラックより1センチ高い。リンゴが嫌いでにんじんが大好き。
繋養先:スプリングファーム
種付料:30万~(各種プランあり)

所感

当日は総勢50名程度の生産者、ファンの方が集まっていました。
「ウマ娘」効果もあってか、想像以上の人の入りだったようで、主催の方も驚いておられました。
私自身もこのような牧場・種牡馬場で馬を見るのは初めてでしたが、生産者目線での馬の説明や血統の説明などがとても興味深かったです。
軽種牡馬協会の方からは、東北産馬発展への思いや、内国産種牡馬を導入についてのお話がありました。サブノジュニアへの期待値がかなり高そうな印象でした。

いち競馬ファン目線でも大変楽しく、学びのあるイベントでした。
改めて主催、関係者の方々へ感謝申し上げます。
またこのようなイベントがあれば是非参加したいです。

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