世の中には偏差値は低いが良い大学がたくさんある🌟
日本の悪しき”進学文化”シリーズをはじめます。
日本には海外では考えられなかったり、昔からの流れとかでわるーい進学文化が残っているんですよ。
そもそも受験ってのが海外では普通じゃなかったり(むしろ「受験やめろっ!」って日本と韓国は怒られてたり)、偏差値という数値でしか大学を評価していなかったりするので、まぁー日本の進学文化はボロボロですよ。
子どもが幸せになるためには絶対必要な進学ですが、その辺を解説していこうと思います。
≪進学の歴史≫
毎度のごとく、チョー簡単に歴史を紐解くと、
【第1フェーズ:1870年くらい】
福沢諭吉が「学校行ってるやつが偉い」って言った。
☞今から考えるとこれが原因です!w でもこの時代は「武士が偉い!」という身分制度を改革するために諭吉先生がやってたことなんで、素晴らしいことなんですが。
【第2フェーズ:1957年くらい】
偏差値爆誕!!
☞中学校の先生が、憎き偏差値を考えつきました…くぅぅぅ…
でもその先生は、生徒の指導を感覚でなく数値でやりたかったというとても素晴らしい理由…
でも今となってはこの偏差値で苦しんでる子がたくさん…ジレンマ…
【第3フェーズ:1960年くらい】
”MARCH”、”関関同立”とかの、”大学くくり”爆誕!!
☞受験雑誌が考えつきやがりました(# ゚Д゚)
これのせいで大学の上下関係が完全に決まりました。
具体的に言うと、日東駒専がMARCHに勝てなかったり、日東駒専以下の大学を希望してる子に「とりあえず日東駒専にしておけば?」みたいなナゾすぎる進路指導が入ります。
マジムカツクー
【第4フェーズ:1980年くらい】
大学進学者が25%超える。4人に1人以上。
☞だんだん、大学=頭良い、が崩れ始める。
大卒じゃないと取れない資格(教員免許とか)がレアな職業じゃなくなってくる。
【第5フェーズ:2010年くらい】
大学進学者が50%超える。大学全入時代。
☞2人に1人が大学進学って、もう花粉症くらいの確立で大卒がいるから、大卒に価値なんてない。
「大学全入時代」ってのは、大学の総定員(全国の大学で受け入れ可能な入学者数)が、大学進学希望者数を超えたってこと。10人の枠に9人しか希望者がいないんだから、そりゃ全入時代ですよね。
≪「偏差値」って何よ?≫
歴史の第2フェーズでも書いたのだが、偏差値とは中学校の先生が生徒指導のために作ったとても愛あるアイディアです。。。
この時代、生徒の進学先は経験の多い先生のカンで行われていました。
具体的に言うと、A校で100点取ってる子と、B校で80点の子がいて、すごく難しいZ高校を受験したとき、どっちが受かるかわからないですよね?
だって、A校の100点とB校の80点はどっちがすごいかわかんないから。
だから、
「ウチの学校で80点とれるなら、Z高校に受かるぞ!」ってゆう経験のある先生がカンで指導してたんです。
それじゃダメでしょ!!って思った先生が作った偏差値。悪いものとは言えないし、あって然るべきものなんです。
が、、、、
今の時代に合ってなさすぎで邪魔すぎる。。。
≪偏差値低いが良い学校の実例≫
長くなるので簡単に紹介しておきます。
詳しくは後日記事にしようと思います。
北海道にある星槎道都大学です!!
(👆北海道かいっ!!)
先ずめっちゃ分かりやすい例として地方の学校いきます。
※褒めているから実名でいいでしょ!関係者の方怒らないで!!
この学校、いわゆるBF(ボーダーフリー:全員受かるから偏差値が無い)大学ですし、最近流行りのビルみたいなカッコイイ校舎じゃなくて、むかーしからあるような古い建物。
しかも札幌市内じゃない(遠くは無いが、北広島市(どこ??)ってところ)。
まぁ、表面的な情報だけだと行く理由が無い、という学校です。
偏差値の低い(低すぎて無い)この大学が良い大学と言えるのは、
この大学は、高校まで学校を楽しめなった、輝けなかった子にチャンスがある大学だからです。
本当に色んな子が色んなところで楽しめるように、カリキュラムも、先生一人ひとりも、職員だって頑張って考ています。
詳しくはまた!
もう1校は戸板女子短期大学です!!
(👆短大かいっ!!)
いやもう”大学”ですらない。
でも、世の中の4年制大学より全然良い大学です。
具体的には、”超力が付くから”です!!
力とは、社会に出てから使える力です。
組織力、コミュニケーション力、プレゼン力、動画制作能力、HP制作能力、、、その他
もちろん、この短大卒業生全員がこの力を持っているわけではないですが、この中の1つか複数を持っている子が多いです。
特に、プレゼン力には脱帽、、、
慶應SFC、APU以外にもこんな個性的な学校があるんだ!!
ということに気付いてほしい!!
どちらの学校も、特定の高校生にとっては唯一無二の学校になると思います。
自分(子ども)に合っている学校をしっかり吟味しないと、後悔しますよ。
進学を舐めてはいけない。
≪”名言”を”進学”に:慶應義塾大学創設者 福沢諭吉さん≫
「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり」
これね。
これで「学べ!」「学校行け!」って言ったんですよこの人は。
そして「慶応義塾に行け!」ってねw
世の中にメッセージを残して、その後自分が儲かるようになってるって、本当に最強のマーケターです。
さて、福沢諭吉さんのせいで今の悪しき文化が出来ているといいつつこの言葉をあえて選んだのは、
「有名大学に行けばいい」と思っている人は「学ばざる者」ですよ!
ということを伝えたかったからです。
学ばざる者ではなく、学ぶ者になりましょう。
本日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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