あなたの「強み」を言い換えるなら

映画「ちょっと思い出しただけ」よかった。
濾過される前の、あそこまで生の生の会話って
どうやって書くんだろう。
監督・脚本の松居大悟さん、気になります。


セッションで多く挙がるテーマが
「自分の強みを知りたい」
「私の強みはなんだと思いますか?」
です。


「強み」と一言で言っても
解釈は人によって異なります。

・ライセンスや資格など獲得したスキル
・他の人より上手くできる能力
・やっていて苦にならない分野


就職活動で定番の質問
「あなたの長所はなんですか」
にどうにかこうにか答えてきた私たちです。
強みとは、長所とイコールだと
思っている人も少なくありません。

わかりやすく説得力ある資格や、
人より上手くできること、
好きでたまらないものを
「強み」とみなしがちです。

ですが、強みには、
意外なものも含まれます。
それは「気になること」です。

関心の矛先や、気になること。
それらは一見「強み」とはほど遠く
感じられるものもあります。

例えば
他人に親切な人が気になる、とか
人の歩き方が気になる、とか
困っている人に声をかけなかったことをずっと考えてしまう、とか
道ばたのゴミが気になる、とか
自分の欠点やコンプレックスについていつも考えている、とか。

では、それがあなたの「強み」ですか?
と尋ねられると
首をかしげてしまうものに、
あなたの強みが形を変えて現れている場合があります。
その関心は「強みのカケラ」です。

関心は「強みのカケラ」なので
収益化やマネタイズに直線的につなげたり
これがミッションか、使命かと
わかりやすく仕事に直結するとは限りません。

ですが、関心をどんどん掘り下げていくと
「誰かのお役に立てる何か」を
コツンと掘り当てたります。

温泉や油田みたいなもので
あるところにはあるし、
ないところをいくら掘っても出ません。

「ここ掘ったら出てくるかもよ」
と教えてくれる探知器の役割を果たすのが
あなたの気になること、つまり
「関心のありか」です。

反対に、まったく関心は持てないけれど
体裁がいいから、お金になるから、と
小賢しい理性で関心を引こうとしても
腹の奥が「違う」と小さく声を上げるなら、
そこに温泉や油田がある可能性は
低いでしょう。


ちなみに
私の関心のありかは「言葉」でした。
本の言葉、テレビの言葉、日記の言葉、
書き言葉、話し言葉、映画の字幕、
歌の歌詞、チラシのコピー、
ドラマの登場人物のセリフ、

時に言葉の揚げ足取りで本質を見失い
言った言わないの枝葉末節、
大事なのはそこじゃないよ?の
木を見て森を見ず状態。あーあ。
自分でもたまにめんどくさくなる。
でもやっぱり気になってしまう。

長いこともてあましていた
言葉への「気になる」が、
うん十年の時を経て仕事になろうとは
思っていませんでした。


あなたの
好きというわけじゃないけど
なぜか気になってしまうものはなんですか。

関心のありかはどんな場所?



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