アマゾンエコーは未来の生活への第一歩

＊以前書いた記事を大幅修正した。　

　アマゾンエコーを買ったので、使った感想を話す。そこまで期待していなかっただけに、思ったより楽しいデバイスだと思う。でも万人向けではないし、今すぐ買うべきでもない。

　以下、経緯と感想。

　ガジェット好きの僕だが、正直最初は買う気全くなかった。「音声操作して天気とかニュースが聞けて、なんか意味あるの？」って思っていたくらい。でも、一応ガジェット好きとして、チェックしようとPVを見た。そうしたら気持ちが変わった。PVの中では、人がエコーに話しかけて天気を尋ねたり商品を注文している。ただ日常の風景を映しただけ。でも僕にはその様子が、まるでSF映画のワンシーンのように見えた。エコーを買うことで自分も同じことができると思った。だから買った。プライム会員だと、エコーは約７０００円。たった７０００円で自分もSF世界の住人のような感覚を味わえるのなら安いものだと思った。

　リクエストを送って１ヶ月くらいたっただろうか。我が家にもエコーが来た。2mくらい離れたところから、普通の話し声で尋ねても認識する。認識能力は思ったよりいい。ただ「は行」や「さ行」の認識は時々エラーになる。あと噛むと認識エラーになる。なのでエコーに話しかけるときはちょっと緊張するw

　僕が個人的に気に入ったのは以下の３点。

①ニュースや天気の読み上げ、流し聞き

　ご飯を食べながらとか、何かしらしながらニュースを聞いている。ヘッドラインを知る程度なら、わざわざスマホとかPCを開かなくてもこれで十分かと。気になるものだけあとで詳しく調べればいい。また、気になる時にすぐに聞ける点もグッド。そこは、音声操作のいいところ。

②家電の操作

　エコーがハブとなって、ネットワーク経由でいろんな家電を操作することができる。日本では対応家電がまだ少ないが。その中でも僕はPhillipsのスマート電球hueを連携させている。朝起きるときも、シーリングライトのリモコンを探す必要もない。ただ一言「エコー、ランプつけて」と言えばいい。いつもこの言葉を口にするとき、「ああ、未来だな」と感じる。寒い日に、布団から出ずに明かりが点けられる。なんて便利なことか！

③音声検索機能

　「エコー、〜について教えて」と言えば、ウイキペディアとかを参照して教えてくれる。ちょっとしたことなら、スマホで検索するよりも圧倒的に早い。また、「エコー、面白いこと言って」と聞くと、謎かけとかしてくれる。

　他にも「エコー、今日はなんの日？」と聞くと、その日付にまつわるエピソードを教えてくれたり、「100グラムの30％は？」と聞けば、計算もしてくれる。まだまだ使いこなせていないが、使っていて楽しい。

　最後に不満点も書いておく。①音声識別機能がない→誰が話しかけても認識する。そのため小さい子供がいる家庭だと、事故（勝手に注文するとか)が起きるかもなのでおすすめしない。②一つのことしかできない→例えば複数のhueをエコーで操作しようとすると、一個ずつしかつけたり消したりできない。これはせめて二つの動作をできるようにしてほしいなあ。