捨て値レコードを掘ってみる #3

さて、3回目。今回は.NemaとWarfare Stateのsplit 7"。Schwarma RecordsとHardcore Noisiesというレーベルの共同リリースです。確か高円寺のBASEで7" の激安箱から300円で回収しました。侮れない。みんなもBASE行ったら漁ってみましょう。

.Nemaはミシガン州アナーバーのバンド。OttawaのJeffがボーカル、Council Recordsのオーナーで、CurrentではボーカルをやっていたMattがギターをプレイしています。LPと単独7" もリリースしていて、当時エモクラストというキーワード(今や完全に死に絶えた言葉ですが)がありましたが、それがまさにしっくりくるようなダークネスさと疾走感を感じさせるカッコいいバンドです。東京のYoung Lizardも.Nemaのカバーをやっていて、さすがの審美眼だなと思いました。

対するWarfare Stateはカナダのバンド。同じくカナダのUranusがパワーバイオレンス化したような暴力的なサウンドがカッコいいです。

OttawaとJihadのsplit 12" と対をなすような、激憤と混沌をまき散らす好split盤です。

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