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テレパシー?

「生き物と私との関係」

小学生の時、私は「生き物係」でした。生き物は全てかわいい…そこは普通?の考えでしたが、幼いながらに何度も動物の死に直面する事になりました。

小学4年生の頃、ハムスターが亡くなった時は、校庭にお墓をたてましたが、何故か私は空に浮かんでいる自分をみました。あまりにショックで幽体離脱だったのかもしれません。

小学5年生の頃には、飼っていた亀が冬眠できずに死んでしまったのを見つけて、私が埋めてあげました。この時の事はハッキリ覚えていませんが、私は動物を愛してるけれど、人間と動物との関係性には、二面性があり「かわいい」と水族館や動物園ではしゃぐ自分と、人間に拘束されて「可哀想だ」と思ってしまう自分が同居しています。未だ答えは出せません。

空いている動物園では、本当にキミたちはうれしいのですか?と動物たちに尋ねることがあります。大概の動物たちは「動物園のスタッフの方に優しくしてもらえるから心配ないよ〜」と私の不安を晴らしてくれます。「それならいいのだけれど…。」と軽く会話する事があります。

一番の仲良しの動物はK水族館のシロイルカの一頭です。生きているシロイルカなので、名前は伏せます。人生で心が折れかけていた時に、「K水族館に行くように」と呼ばれて、東京駅からのバスに慌てて飛び乗りました。閉館前の夕方について、その日のシロイルカの最後のショーを見た時に何故か号泣してしまいました。彼は、とても優秀で、いろいろな実験をされていますが、それでも人間を許して愛しています。私はそれを見て聞いて、一人で大泣きしました。水族館の帰りのバスでは、ずっとそのシロイルカと話しながら帰りました。テレパシー?なのでしょうか。今でも呼ぶと心の中を跳ねて、話し相手になってくれます。とても元気で優しい子です。

他にも水族館ではお魚が寄ってきて、動物園でも触れるところまで寄ってきてくれるコたちがいて、そういうコたちとコミニュケーションするのが好きで、生き物が大好きです。

特別な力じゃなくても、人間と動物が互いに愛し合って、優しい心で触れ合えるといいですね。

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