声優・渕上舞さんのアーティスト活動に関してのこれまでの私の記事を振り返って
こんにちは、こんばんは、カクトひかりみずです。
声優・渕上舞さんのアーティスト活動、今年で6年になってしまうんですね。
今年の1月下旬、24日にはベストアルバムというものが発売されるようでして。
待ちに待った3rdLIVE星空のBDも同梱されるということで、非常にわくわくしています。
…とはいえ、アルバムのお値段が非常に高いのがなんとも…
渕上さんご本人も「ちょっと高いよね」と仰っている。そういった言葉が出るくらいにはビッグなお値段なのですが…ライブ映像が3つも載っていると考えると、逆に安いのかもしれません。
でも人におすすめできるお値段というわけでもないw
というわけで、個人的にはこのアルバムは、「渕上舞さんを最近知った!すごい興味ある!でも何から聞き始めたらいいだろう?」という方にはおすすめでもあります。財力のない方はサブスクでご視聴いただくのをおすすめします。
さてさて、渕上舞さんのアーティスト活動もそういったわけである意味節目を迎えるわけですが…そう思い返すと、私もいろいろと自分の記事を振り返ってみたくなります。
そもそもnoteで渕上さんの記事を書き始めたのがコロナ禍真っ盛りのころ。
なかなか声優アーティストさんたちも活動できないだろうし、供給がないから、自分自身で供給を作ってしまおうと考えたのがきっかけです。
そうして見返してみると、最初はこんな記事がございました。
やっぱ最初はツイッターがネタの起点だった。ツイッターのフォロワーたちとの曲に関するやりとりを眺めて「これはまとめないといけない」と思い立ったのでしょうね。
当時はみじんこさんや北極星さんがすごかった…
このころから「お気持ち界隈」はあったんだな…
その後も何かしらツイッター上でアンケートをとったりして、その結果をまとめたりしたのでした…
その流れでこういった「歌詞」の内容に関する検証が行われ始めました。
たぶんきっかけはやっぱりみじんこさんや北極星さんのような、文学にも気を配れるオタクたちがいたことだったのだろうなと…
そうしたことから、今度は当時の舞さん楽曲を、ある程度振り分けてから、その単語の数の集計などを始めた…
これ、実は自分の目だけで数えて集計するという、非常に地味かつ非効率な作業をしています。実のところ、数に間違いがあるのではないだろうか…と思ってもいますが、でも正直大事なのは数じゃない。
どれくらいの単語が集中しているか、大事な一節で使われているだろうか、ということが大事なので、AIに任せた機械的な集計というものは意味がありません。
あくまで、数えつつもその意義を自分の目で見て検証するということが大事です。
「空」っていう単語が出るのに、鳥という単語が出なかったなぁ…ということに気づけたのは、もちろん機械的な作業でも気づくことはできたでしょうが、それでも自分の目で見たから気づけたことだろうなあと。
そこから、こんな記事を書きました。
「手」という単語がどう使われているのか、というものを検証した限界オタク記事。正直ドン引きです。キモイ
でも、この自分なりのよくわからない検証が、後々、渕上舞さんの歌詞への自分なりの理解に役立っていきます。
というか本当にこの地味で気持ち悪い作業をずっとしていてよかったと思います。
話は変わって、このあたりからいろんな人のブログ記事などを引用する作業を行います。
こういった記事がまとめられるようになったのも、新型コロナウイルスが流行って、自宅待機を強いられる状況で、自分なりの新しい楽しみ方を見出すことができ始めた時期だったからともいえる。
リモートワークなどもしっかり始まったころであろう(?)。
自宅でできる作業となると、これまで自分が摂取してきたオタクコンテンツを、どうして自分の中で刺さるものとなったのか、その言語化が必要となった。
それを言語化することによって、自分なりに昇華し、自分の中で何が好きなのかを明らかにできたのです。
そしてそれを同じ界隈の人たちに共有することによって、「自分はこの曲はこういった角度から好きになりました。みずさんの視点も大事だけど、一方でこういった角度でこの曲を考えてみるのも大事」とかそういった議論が盛んになりました。
結果、下記のように、曲ごとの考察記事も多くなりました。
それは、当時はこのように少しずつ自分でもまとめたのです。
まあ正直、記事に対しての印象を語った程度でしかないので、論理的にまとめることはしていません(そこまでやるのはちょっとさすがにね)。
年が明けると、ほかのアーティストとの比較も多くなりました。
夏川椎菜さん、斉藤壮馬さんとの比較。
上記記事では夏川さんに関して批判的な感じで書いている印象もありましょうが、実はこう比較したことが、後々夏川椎菜さんへの解像度も上がったんですよね…
特にこの語感に関しての考察、そしてそこから「渕上舞さん、語尾が優しい」ということに気づいたのは本当にでかかった。
これ以来、舞さん曲の神髄というか、どこか温かみを感じる渕上さんの優しさの歌たちに気づくことになります。
でもそこに気づけたのも、当時気になっていた斉藤壮馬さんのおかげ。
この声優さんが文学オタクだったのも大きい。
彼の語るところを注目して、ますます「言葉」というものを考えるようになりました。
音楽と言葉の関係性ということもありますけれど、日本語ってすげえなと思うところです。
そしてこのあたりから、私の異名ができあがるようになります。
2021年になり、渕上舞さんの3rdLIVE星空もせまっていたころ。
発売された2ndアルバム「星空」について、こんな風に考察していました。
それと同じくして、そのライブの前準備的な生放送が何回かあり、ファンのみなさんの曲の感想が読まれるコーナーがありました。
その時に私は上記記事の内容をちょろっと送ってしまったのですが…
だめだった。
すんごい感じで読まれた。
おかげでそれ以降、私の異名は星空小論文おじさんとなります。
えぐいって。
また、ライブでは、舞さんがいい感じのMCをしてくれ、それに感銘を受けてしまったことで、こんな記事を書いてしまった。
これがまたいい感じに、火に油を注ぐことになります。怖いね。
また、同時期にこんな記事も書いています。
舞さんといえば憧れの水樹奈々さんは忘れてはいけないですよね。
でも、なかなか舞さんって、奈々さんと接触できないんだよね…という歯ぎしりする思いで書いた記事。
それがきっかけだったのか、なんなのかはわかりませんが、その思いをかなえてくれるかのように、上記記事の冒頭にありますように
こんな放送がされるんですよね。これは圧巻だった。
とはいえ、当時はそんな放送などされることもないだろうと、ずっといろいろと恨み節を書いていました。
どうしてこうも、渕上さんがもっと報われてほしいと思ってそれを祈るのか、それを自分の中で言語化はできていません。
でも、なんか「悔しい」んだよな。
と、当時は思っていたのです。
また、そんな21年の夏ごろには、渕上舞さんのアーティストとしての良さを語りました。
そう、万人受けする歌じゃないんです。
でも、今でも「だからこそ大事なんだよ」って思いは変わらないでいます。
今後もとがった曲を歌ってほしい。
続いて、3周年ライブでは、またまた舞さんがいい感じのMCをしてくださったので、それをまとめました。
まとめたといっても、別にメモとかしているわけではないので完全に記憶をたどって書いております。
でも、たぶん大事なことは抑えた記事になっているんだろうな。
ちなみにこのあたりから、舞さんに「考察記事書いているんだろう~」とバレ始めています。当時このライブで販売されたパンフレットに、楽曲考察が流行っていることを指摘されます。こわいね。
このあたりからだいぶ考察したいと思ったことも書き終えたのか、失速していった感はありますが、一方で「新しく知った人たちに向けたまとめを作ろう」という気持ちも向いてきました。そこで、種別系におすすめをまとめていったりしました。これも結構でかかった。後々ファンになってくれる方々に、「助かった」という声をいただきました。
水瀬いのりさんとの絡み方についてもまとめたり…
そろそろ山下七海さんとの絡み方についてもまとめるべきなのかと思っていますが、それは加蓮Pさんに任せようかな、なんて。
そしてこのあたりが、直近では非常に良かった記事となります。
5周年ライブのMCについて語らせていただきました。
このライブで、舞さんが「毎回、私がライブのMCでいい話と称して意味わからないことを話すと、それをどこのインタビュアーなんだろうという感じでまとめてくれる人がいる。気になる方はSNSなどでチェックしてみてください」と仰る。
いや~~~~~、怖いね。
でもそんなものよりなによりも、たぶんこの記事が一番伸びた。
自分のなかでは、舞さんのライブはいまでも星空が一番ですが、でも5周年ライブの「innocent starter」も最高だった。
歌が良い、歌い方が良いとかそんなんじゃなく、なんならやっぱり本家がい一番なのは変わらないのだけど、何よりもあのタイミングでこの曲を歌ったのがよかった。怒られるかもしれませんが、完全に「innocent starter」は、渕上舞楽曲の一つです。
ちなみにこの記事、ちょうど奈々さんのライブツアーの日が重なることもあり、すごーくツイッターで伸びました。
でももっとみんなに読んでほしい。
こんな感じでだいたい、これまでの私の記事を振り返ることができました。
ある意味、私の渕上舞楽曲考察の研究史でもあり、またそのあとは、ファンの皆さんや、渕上舞さん、スタッフの皆さんとどのようにやり取りしていったかの、その振り返りでもあります。
コロナ禍も過ぎ去り、でも世間、世界はまた混沌としていく。
そんな中で、また渕上舞さんの活動も、おそらく新たなステージに到達するんでしょうけど、そのためにも振り返っていきたい。
舞さんは過去を振り返らないというけれど、でも意外と舞さんはファンクラブの生放送やラジオの中で結構昔を振り返ってます。
マネージャーや作家さんの手で、結構振り返ってるんですよね。
そう考えると、こうやってファン活動を振り返るのも大事です。
なお、本記事に掲載した以外にもさまざまな記事を、約4年にかけて投稿しています。
気になる方は、読んでみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?