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ハノイDay2

冷凍クロワッサンと、ハロン湾ツアー

この日は、朝8時ピックアップのハロン湾ツアー。
でもその前に、朝ごはんは食べておきたい。

6時半開店のクロワッサン屋さんへ直行。
「クロワッサン、あっためる?」と聞かれ、
「そのままでいいよ」と答えたら、店員さんが「ん?」という顔。
(そんなに意外なこと言ったかな?)と思いつつ受け取ると…まさかの冷凍クロワッサン。

それはあっためてほしい笑

アーモンドとプレーンクロワッサン

ツアー開始、無言のバス

ハロン湾行きのバスに乗り込む。
ツアーは丸一日一緒に行動するのに、まさかの「無言」。
「挨拶は大事」って育てられてきたけれど、ここではそれが当たり前じゃないみたい。

1人参加のわたしは、インド人5人(2歳含)と同じテーブル。
とりあえず、2人になんとなく話しかけてみる。
(気を遣ってくれるように、うまく誘導した…かもしれない。)

気づけば、最後にはインドネシアのメンズ4人組ともワイワイ。
そこにインド人も加わって、なんだかんだで賑やかになっていた。

…まあ、この輪を作ったのは、わたしだけどね(笑)。

唯一、仲良くできなかったのは、
イギリスからの家族4人、インド人3人(2歳含)、韓国のお母さんと息子。
お母さんは話したそうだったけれど、そのたびに息子がサッと止める。
最後には、つっつけばいけそうな雰囲気だったのに…時間切れ。

それ以外の人たちは、ちょっとつっつけば意外とフレンドリー。
旅先の距離感って、やっぱり面白い。

ハロン湾クルーズ、異世界の風景

ハノイは小雨だったが、ハロン湾では雨に降られずに済んだ。
それでも空はどんより曇り、楽しみにしていたサンセットは見られなかった。

昼間は、たくさんのクルーズ船が行き交い、それぞれの観光客が思い思いに景色を楽しむ。
穏やかな水面に浮かぶ奇岩の数々。世界遺産でありながら、どこか異世界のような風景が広がる。

ティートップ島では、息を切らしながら階段を登ったけれど、頂上までは行けず…。
それでも途中の景色は圧巻だった。
頂上まで行った人たちは「猿がたくさんいた」と言っていた。
「サングラスを取られそうになって、慌てて隠したよ」なんて話も。

サプライズケーブ(Sung Sot Cave)は、その名の通り驚きの連続。
鍾乳洞に一歩足を踏み入れると、自然がつくり出した神秘的な空間が広がっていた。
ライトアップされた内部は、まるで別の惑星みたい。

そして、帰り道。
クルーズ船のデッキに立つと、霧に包まれた岩々が静かに影を落としていた。
昼間の賑わいとは一変した、幻想的な風景。
夜のハロン湾は、静かで、ただただ美しかった。

ツアー後の食事、そして新しい出会い

12時間のツアーを終え、ホテルに戻るころには、お腹がぺこぺこ。
バスの中で調べたレストランへ向かう。

バインセオと揚げ春巻き、レモンジュースで330000ドン。
ちょっと高いかも? と思ったけれど、
清潔で、メニューも分かりやすくて、店員さんも親切。

バインセオ、揚げ春巻、レモンジュース レクチャー付

「no🙅‍♀️コリアンダー」と伝えると、店員さんがニヤッとして、
つまんで持っていってくれた。

こういう「安心感」に、お金を払うのだ。

「日本が大好き!」という店員さんがいて、
仕事そっちのけで、ずーっとおしゃべり。

帰り際、インスタでフォローし合い、
「帰国前にもう一回来て!」とお願いされる。

旅のつながりは、一瞬なのに、なんとなく温かい。

翌日の偶然の再会

…で、ツアーはそれっきり、のはずだったんだけど。
翌日、空港の国内線ロビーで、まさかの再会。

昨日のツアーにいたフィリピン人たちと、ばったり。
お互い「あっ!!」って顔になって、
昨日はあまり話せなかったのに、なぜかその場では自然に会話が弾む。

旅先のつながりって、不思議だ。

ツアー参加者18人の中で、一番いろんな人と会話した気がする。
日本だと、人見知りなのにな。

明日は、ダナンとホイアンへ

1泊の小旅行。
逆算すると…朝7時すぎにはホテルを出なくては。

なんだか旅先の夜は、眠るのがもったいない気がする。

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