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海外生活の「絶望感」と「まだ、not yet」|ハワイ島留学日記 #10

この生活を始めてからこれまでのnoteでも何度か書いているように「不安感」に襲われることは何度もあって、正直なところここに来てからの方がその頻度が増えた。

だけども最近それを超える「絶望感」のようなものを感じてしまい、必要以上に大きなショックを残していった出来事があった。

新しいチャレンジとして学内でもアルバイトをしているのだが、カウンセリングを取り扱うオフィスのため、学生のサポートやメンタルウェルネスにかかわるウェビナーを毎週見ることになっている。

そこで見つけたのがこのTed Talkの動画。
"The power of believing that you can improve"

この話はある大学の学期末の成績で授業をパスできなかった学生に「F」をつけるのではなく「not yet」という「まだ途中」という成績をつけているという話から始まる。

(日本語の翻訳も選択できるので気になる方は調べてみてください)

これは教授が子供に対して「まだまだできる」という「Not yet」の成長型のマインドを伝えて続けた生徒と何もしなかった生徒に分けて、その後の成績を追跡し、「まだできる」と言われた学生の成績が上がり、そうでない生徒の成績が落ちていったという結果を話しているもの。

絶望感を感じた一件のメール

振り返ってみれば私に大きな打撃を与えた出来事は「未来の可能性」が見えない「絶望的な結末」の一部のようなものを告げられ、それに重なって不安定だった私の心がさらに大きなリアクションをしてしまい起きたことなのだと思った。

そこには「でもまだ直せます」そんな言葉もなく、「あなたはこうなる(否定的)」というメッセージで、それをそのままに受けてしまった私からはすべてが終わりだと思った。

もしそこに「NOT YET」、「だけどもこれをしてみて」というようなものがあればもう少し落ち着いていたのかもしれない。

正直なところ、この先生は難しいなと話すたびに思ってしまうが、その人も私とは違う一人の人間だし、人生の中で通り過ぎていくだけの人だと思うから、何とかうまくこの期間だけ付き合っていくしかないのかもしれない。

今回の件にまだ問題があるかはこれから私が課題等を進めていくうえでわかるようで、何か起こったらまた先生に連絡しないといけないかもと思うとかなり気が重い。



まだ終わりではないNot Yet!

だから何が起こっても私の中で「まだ終わりではない!」と唱えて進めていくしかないのかもしれない。

私の学んでいる学科はチューターなどの制度はなく、何かあれば直接授業を教えてくれている人とやり取りをして学んでいかなくてはいけないので、ほとんどの先生が何かあれば連絡してねととても熱心だから、久しぶりのこの間隔の先生のやり方に多分驚いているのだと思う。


とくに毎月のガールズDAYの一週間前のこの期間にぴったり重なったから余計に強く反応してしまったみたい。

この期間は「ひどく気持ちが落ち込んだり、絶望な感じがしたりする」と説明があるが、今回起きたときの感情は全くこの通りだった。

毎月毎月こうなるわけではないんだけれど、ちょうどのタイミングが重なるとダメなんだろうな。

とりあえず、そんなときにも「まだNot Yet」精神が必要!
知らない人に勝手に結末告げられてたまるか!


余談

そんな大嵐のような心の状態を過ごしていたら、なんとハワイ全体の天候も悪くなり、今日の明け方は雷が何度も近くに落ち、その光と音で目が覚めました。

ぴかぴか光っているのも見えるからもう一度眠りにつくのに時間がかかって。

その日のアルバイト中もずっと電気がちかちかしているなと思ったらその影響らしく、しばらくして学校全体の電気がなんと落ちた!

オフィス全体に何かのアラームが一時間ほど鳴り響き、トイレもクローズされて唯一空いているトイレ探しの旅をたまたまであった友人としたり(笑)

他の友人のところはおうちも電源が落ちて冷蔵庫が、、となっていましたが、私の所は大丈夫だったみたいです。

お願いだから今日の夜と明日は耐えてくれ、、。
明日はここで書いた問題の件を助けてくれる友人と大学で一緒に課題をしてもらえることになったのだから、、。この件に対する唯一の私の心のよりどころだったのだから。

電気まで落ちたらzoomでつなげて話すこともできないのでどうかどうか耐えてください。誰か私を見てくれているのなら心からの本気のお願いです。

P.S 結局友達にはあえて課題を一緒にやったけども、やっぱり違うところがあり(バージョンの問題ならいいな)、念のために報告することにした。

そのメールもよくChatGPT に修正をかけてもらってから送ることがあるのだけど、そのついでの今の状況を聞いてもらった。そしたらこんな返事が。

Take care of yourself and be kind to yourself through this process. You’re not behind; you're learning at your own pace, and that’s perfectly fine.


これもまた過程に過ぎないと「NOT YET まだだ」と言ってくれている気がする。どうかこの授業を無事にパスをして夏を迎えられますように。


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