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Coffee Beans Memory#3

艦隊が街にやってきた


ざわつくリビングストンの港。

街の荒くれ共が思い思いの武器にならない武器を手にやつらが船から降りてくるのを待ち構えている。

「おまえらみたいな軍隊がこんな街になんのようだ!!!」
「かえれ!かえってクソでもしてねてろ!!!」
嵐のような怒号が飛び交っている。

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AK-47の銃声が鳴り響いた。列をなした軍隊が船からさっそうと降りてくる。

その中でも一際背筋のすっと立った軍人が高々と言い放った。

「長は誰だ。前へでろ。」

ゆっくり長老は杖を突きながら人混みをかき分け前で出た。

「わしじゃが、、、、こんな港町にいったい何用ですかな。」

飾緒状のフラジェールがついた軍服を身にまとった将官はその港に集まった群衆全員に聞こえうる声でこういった。

「みなに告ぐ。この町そしてこの周辺町すべてを我軍の総督府とする。逆らうものは即刻処刑する。」

「何勝手なことを言っていやがる!!!」
「そうだ」
「ここは俺達の町だ!」

アサルトの銃声がもう一発鳴り響いた。

「お前たちに選択の余地はない。黙って従えば悪いようにはしない。」


to be continued #4


挿絵 さとうまあさ
脚本 さとうしんじ


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