てのひらの世界
SNSの世界で出会った人が、今では大切な友達になっていたなんて驚きでしょう。
今ではSNSといえばTwitterを思い浮かべる人が多いと思います。
17年ほど前はMixiやGreeというものが主だったと記憶しています。
当時、私がSNSで出会った人とのお話です。
SNSを始めたきっかけ
私は離婚歴が2回あります。
1回目の離婚を経験し1人で暮らすことになったのですが、離婚というのは物凄いパワーを使いますし、離婚してからも元妻や妻側の親族、友人にまで申し訳ないという気持ちや罪悪感がいっぱいな毎日でした。
そんな中、1人が好きなくせに、ひとりが寂しい私がたどり着いたのがSNSのGREEとMixiでした。
SNS未経験の私は何をしたらいいのか?さっぱりでしたが、好きなバンドのコミュニティがあったので、嬉しくなり参加したりして孤独感を埋めていました。
それと同時に一人になって第二の人生を歩むのに次のような目標を立ててたので、それにもSNSを活用していきました。
自炊をする
バンド活動をする
料理の本、買ってきて毎日3食(お昼はお弁当)作り始めたんですけど、サボってしまわない様に自分を追い込む為にという理由でSNSに毎日投稿。
同時に好きなバンドがあったので、そのバンドの事を投稿したり、音源を上げてみたり、バンドメンバー募集に使ったりしてました。
友達との出会い
毎日ごはん画像あげ続けていくうちに、Twitterのフォロワーさんの様な感じで応援してくれる方がちらほら。
その当時、病み垢という存在もなかった気がします(知らないだけであったのかもしれませんが)が、なぜかメンタルが弱い方、お薬を服用されてる精神疾患の方が多かったです。
私は当時、自分に精神疾患があるとは知らなかったのですが、今思えば類は友を呼ぶだったのかもです。
その中の1人に同じ歳の女性の方がいました。
好きなバンドの話題と同世代という事、彼女の方から積極的に接してくれたのでコミュ障な私でも仲良くなれました。
私の好きなバンドってメジャーデビューして武道館で演ったりしてても世間からの認知度は低く、音楽やってる周囲の人間も、えっ???ってなる感じだったので一際嬉しかったです。
仲良くなるにつれ、影の部分や不満や悩みなども聞く様になりました。
なんだかんだお互いを励まし合ってた気がします。
実際に会ってみた
関西と関東なので会う事はないはずでしたが、会うことになりました。
きっかけはメッセージのやり取りの中で、希死念慮(当時そんな言葉も知りませんでした)が高めな感じになっていく感じが伝わってきて、放って置いて大丈夫かな?って
私なんかでも気分転換になれるかなって考えて
「そっちに遊びにいくから」って伝えました
「ネガティブなことばかり言うから?」との問いには「関係ないよ」と返事して
新幹線乗って東京へ
今思えば、行き当たりばったり衝動を抑えられないADHDな私の行動です。
到着したはいいけど東京なんて何もわからんし方向音痴な私、励ましに行ったはずが道案内されながら向かった先は
東京タワー
当時はスカイツリーはまだ建設中だったかな、まだ無かったと思う。
東京タワーを初めて近くで見て、デカイなって感想
2人で東京タワー登ってみました。
最初は、友達の口から、ここから飛んだらとかマイナスな言葉が出てきていましたが数時間後には笑顔でバイバイ出来た。
ハトバス乗って東京タワー登るだけという数時間の東京滞在の後、新幹線で帰路につきました。
それから友達は元気になってくれたので会いに行って良かったのかなと思いました。
その後
私はSNSが、既読スルーしないようにとか、毎朝おはようって挨拶するとか、なんか義務化してる様な気分で、しんどくなって辞めたんですけど、その友達とは、その後もLINEで繋がっていました。
けれど、家庭もあるし、全然ゆるい繋がりで年に1回あけおめメールしたり、何年もしなかったり。
そんなゆるゆる関係でも、私が絶望って時には電話くれたりとか感謝してます。
そして現在、当時30代だった私たちは50代、半世紀超えました( ; ; )
再開
解散して、再結成は無いと思っていたバンドがライブをするという情報が今年になって飛び込んできました。
おぉおぉっっ!と衝撃が走り、これは伝えないとって友達に1年以上ぶりにLINEしました。
友達も知らなかったらしく衝撃を受けてました。
観に行く?一緒に行く?って返信がきまして。
今度、東京へライブを一緒に観に行く事になりました。
SNSと出会い
1万円とギター1本もって1人になった私には、携帯電話がおさまる小さな小さなSNSという、てのひらの世界が癒される場所で本当に大切な存在でした。
特に出会いは求めてなかったのですが、こういうお友達というか繋がりが持てたという事実。
SNSで知り合った素敵な人との出会いに感謝し、今後も大切な友達として過ごしていきたいと思う今日この頃です。