久々に母と話した。
すぐ近くに住んでいるのに、最近ちょっと避けていた人。
元気がないと喝を入れられそうで
自分でもわかっているから放っておいて!
という気分で避けていました。
でも実際は
どんと構えてくれ、受け止めてもらえました。
久々に心の中を吐露できた感じで
少しスッキリしたんです。
母は自分勝手で怒りっぽくて、子供の頃から気を使う存在でしたが
最近とても、良い人間になろうと努力しているのがわかります。
シングルマザーで育ててくれたため、
周りに気を配る余裕もなく
ただがむしゃらに働き、愛してくれてたのだろうと
子供を産んだ今なら少しわかるのです。
1人で育てることがどんなに大変なことか、
今の私には1人になる勇気はありませんから、よく分かります。
でも、もう還暦になる母が
良い人間になり、周りの人たちも幸せになれるよう願っていたりする。
私の年はもう大人で、何も学ぶことなどないと思っていた子供の頃。
そして今、実際大人だと思っていた年になってもまだまだ知らないことだらけで自分の無知さを恥じ、大人になんてなれていないと感じています。
母の年にはもう、学ぶことはないだろうと思っていましたが
今日の母を見たら
やっと学び始めた、と言っているような印象を受けました。
人のことは大人に見えるけど
何歳になっても悩みは尽きないし、
もう十分学んだなんてことはないのだなと。
疲れるし大変な人生だけど
一生学び続けてより良い人間になろうとすることは
悪いことではないなと。
ちょっと前の母に比べ、
発言にとても愛や優しさを感じ
以前より大きな心で受け止めてくれているような気がします。
娘の私が感じるのだから、そうなのでしょう。
素直に、前向きな姿に羨ましくなりました。
私もうじうじしていられないな
母よりも幸せになってやろう
なんだかんだで私の良き理解者であり、いつも助けてもらっていて感謝。
私は1人では何にもできない。
だからみんなと一緒に生きていってもらおう。