「仕事に行きたくない」は甘えではない、限界なら休むのは全然あり
「仕事に行きたくない」と感じている方は多いのではないでしょうか?
それが「仕事をするのが面倒」「行くのがだるい」程度ならまだいいですが、「もう辛すぎて会社に行くと吐き気がする」「家から出るのが怖い」とまで思い悩んでしまうレベルであれば、それは普通ではありません。
そんな人に対して「仕事に行きたくないなんて考えるのは甘えだ!」などと言う人もいますが、それは間違いです。
今回は、「仕事に行きたくない」は甘えではない、限界なら休むのは全然ありであることについて解説します。
「仕事に行きたくない」は甘えではない理由
「仕事に行きたくない」と言うと、「そんなのは甘えだ!」と決めつける人もいますが、それは間違いです。
確かに「何となく面倒臭いから」「家で遊んでいたいから」程度の気持ちなら「甘え」と言われるのも仕方がないかもしれません。
しかし、そんなレベルではなく「会社に行って仕事をするのが怖い」「上司と会話をすると恐怖で震える」とまで思い悩んでいるのであれば、「仕事に行きたくない」と思うのは当然ですし、それは甘えではありません。
ここでは「仕事に行きたくない」が甘えではない理由を詳しく解説します。
「甘え」と決めつける人間は思考停止している
まず、「仕事に行きたくない」と本気で悩んでいる人に対して「甘えるな!」などと言って責め立てる人もいますが、そんな事をする人は「仕事が辛いのは当たり前だ」という価値観を持っていることが多いです。
後述しますが、「行きたくない」と悩んでしまうのには必ず何かしらの原因があります。
それを無視して最初から「仕事に行きたくないのは甘えだ!」と一方的に決めつける人は思考停止している人だと言えます。
また、「甘えだ!」と責めてくる人の言う事を真に受けて我慢して働き、その結果体調を崩してもその人は責任を取りません。
それどころか、今度は「それくらいで体調を崩すのは甘えだ!」などと責めてくる事さえあります。
ですので、そんな人間の言葉を真に受ける必要は無いですし、限界なら我慢せず休んだ方が良いと言えます。
「行きたくない原因」は会社や上司にあることが多い
そもそも、「仕事に行きたくない」と感じるのには必ず何かしらの原因があります。
「何をしても上司や先輩から怒られる」「仕事を教えて貰えず何もできない」「上の人間からパワハラをされている」といったように、会社や上司、先輩社員などから酷い仕打ちを受けていることが原因になっていることが多く、そんな事をされているのであれば「行きたくない」と感じるのは当たり前ですし、甘えでも何でもありません。
「甘え」だと思って無理をすると体調を崩す
「仕事に行きたくないのは甘えだ!」などと言う人の言葉を真に受け、我慢して働き続けると場合によっては体調を崩してしまうかもしれません。
また、「行きたくないのは甘えなんだ…」「自分は甘えているんだ…」と自分自身を責めてしまうと、ますます精神的に追い込まれてしまう可能性もあります。
そうなるよりは、「仕事に行きたくないのは別におかしくない」「辛いから今日は休もう」といったように、開き直って休んでしまった方が精神的には良いですし、気持ちに余裕を持てるようになります。
最後に
今回は、「仕事に行きたくない」と感じるのは甘えでは無い、限界なら無理せず休んだ方が良いことについて解説しました。
「どうしても行きたくない」とまで思い悩んでしまうのには原因があります。
会社自体がブラックであったり、上司からパワハラをされている事が行きたくない原因なのであれば、悪いのは会社や上司ですし行きたくないのは甘えではありません。
また、どうしても限界なら無理せず休むことも大切です。
結局のところ、自分の身は自分で守るしかありません。
「甘えるな!」と責めてくる人の言うことは真に受けず、辛いと思ったら休むなり辞めるなりして自分の身を守る事をお勧めします。