言い出しっぺの法則を仕事に持ち出す会社は早めに辞めるべき

2024年12月25日 11:58

「言い出しっぺの法則」という言葉をご存知でしょうか？

これは、「何事も最初に提案した人間が自分でそれを実行しろ」という考え方や暗黙の了解の事を指します。

仕事において、この法則を持ち出す会社が意外と多く存在します。

そのような会社は、働きにくい環境であり下の人間が理不尽な思いをすることが多い為、そんな社風が自分に合わないと思ったら早めに辞めるべきです。

今回は、言い出しっぺの法則を仕事に持ち出す会社は早めに辞めるべきである理由について解説します。

言い出しっぺの法則がある会社は早めに辞めるべき理由

仕事に対して何かアイデアを出したり意見を言う人間に対し「じゃあお前がやれ」「そう思うならお前が責任もって実行しろ」というように、言い出しっぺの法則を仕事に持ち出すような会社はろくな会社ではありません、出来るだけ早めに辞めるべきです。

理由としては「会社が全く成長しない事」や「責任逃れが横行している会社である事」などが挙げられます。

それでは詳しく解説します。

言い出しっぺの法則を仕事に持ち出してしまうと、誰も意見を言わなくなります。

何か意見を言うと「じゃあお前がやれ」と仕事を押し付けられ、責任まで増やされる羽目になるので、何も言わない方が良いと考えるのは当然でしょう。

そんな状況では、もっと仕事を効率よくこなせる方法や売り上げを増やす施策があったとしても、誰もそれを発言しなくなります。

結果として会社は全く成長しませんし、それどころか同業他社についていけず衰退することに繋がります。

言い出しっぺの法則が当然のように適用される職場は、徐々に沈んでいく泥舟のようなものです。

これが、そんな会社は早めに辞めた方が良い理由の一つです。

言い出しっぺの法則を仕事に持ち出す会社では、非効率で無駄な事を延々と続ける羽目になります。

先にも書いたように、もっといい方法があったとしても、余計な事を言うと仕事と責任を増やされるだけなので、誰もそれを指摘できません。

そうなると、今やっていることが無駄で非効率だと分かっていても、それを続けざるを得なくなります。

効率よく進めれば定時で帰ることができたのに残業をすることになったり、時には休日出勤まで発生するかもしれません。

そんな会社で働き続けても、私生活の時間を会社に奪われる日々を送ることになります。

「そう言うならお前がやれ」と、発言者にすべての責任と仕事を押し付ける会社は、責任逃れが横行している会社だと言えます。

部下が新しいアイデアや意見を出した際、管理職の人間がそれを承認してしまうと、うまくいかなかった場合に少なからず自分の責任になってしまいます。

それを避ける為に「そう思うならお前がやれば？」「発言した人間が責任を持って実行するべき」などと言って、発言者にすべての責任を持たせようとします。

はっきり言いますが、それは管理職の人間が本来持つべき責任を部下に押し付ける責任逃れです。

そんな会社に長くていても、どんどん責任が増えていくだけなので、早めに抜け出す事をお勧めします。

今回は、言い出しっぺの法則を仕事に持ち出す会社は、早めに辞めるべきであることについて解説しました。

そんな事をする会社は、効率化や売上アップに繋がる良いアイデアがあっても誰もそれを発言しない為、いつまで経っても成長しませんし、逆に衰退していきます。

また、責任逃れが横行している会社なので、下の立場の人間ほど損をする仕組みになっています。

そんな会社で働き続けても良い事はありません。早めに抜け出す準備をしましょう。