零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由

2025年1月25日 12:30

社員が数人程度しかいない零細企業の中には、コンプライアンス意識が低く、パワハラが横行している会社が存在します。

また、零細企業は部署や支店といった概念が無い場合がほとんどであり、パワハラをされたとしても加害者から物理的に距離を取るのはほぼ不可能です。

多くの場合、規模の小さすぎる会社でパワハラをされてしまったら、その問題を解決するのはかなり困難な為、下手に我慢せず早めに退職するべきです。

今回は、零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由を解説します。

零細企業でパワハラを受けているなら早急に退職するべきである理由

社員が数人しかいないような零細企業でパワハラを受けている場合、下手に耐えたところで状況が改善する可能性はとても低い為、さっさと辞めてしまった方がいいと言えます。

理由としては「加害者と離れることができない」「なあなあで済まされる」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。

まず、零細企業でパワハラをされた場合、加害者と物理的に離れるのはほぼ不可能です。

大企業や中小企業など、ある程度規模の大きな会社であれば自分か相手が部署異動するのを待てば離れられる可能性はあります。

しかし、零細企業はそもそも部署や支店などといった概念が無い場合がほとんどである為、加害者と物理的に離れるには退職して別の会社に移るしかありません。

これが、零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由の一つです。

零細企業では、社長やその親族、社長と付き合いが長い役員（管理職）から直接パワハラを受けることがあります。

社長から直接パワハラをされているなら勿論、その親族や親しい人間が加害者の場合、解決するのはかなり困難です。

周囲の人間が全員加害者の味方になる事は十分にあり得る話ですし、被害を相談してもなあなあで済まされる可能性が高いです。

加害者は軽く注意はされるかもしれませんが、根本的な解決にはならないので、一時的に収まったとしてもいずれまたパワハラをされるかもしれません。

そんな会社で働き続けても、ずっと怯えて過ごす羽目になります。

これも、零細企業でパワハラをされたら早急に退職するべきである理由の一つです。

大企業や優良企業に勤めていて給料や福利厚生、社会的な地位があるならまだしも、社員が数人しかいないような零細企業にしがみつくことにそこまで大きなメリットはありません。

給料が安く、福利厚生もほぼないような会社でパワハラをされているなら、あまりにも割に合わないと言えます。

特別な事情があるなら別ですが、そうでないなら無理にしがみつかず、さっさと別の会社を探すことをお勧めします。

今回は、零細企業でパワハラをされているならさっさと退職するべきである理由を解説しました。

規模が小さすぎる会社では、加害者と物理的に離れるのはほぼ不可能です。

また、社長やその親族から直接パワハラをされる場合が多く、もしそうなら問題が解決する可能性はかなり低いと言えます。

会社の人間全員が加害者の味方になる（ならざるを得ない）ことも十分に考えられますし、耐え続けたところで状況は好転しません。

無理に耐え続けてもろくなことにならないので、さっさと転職することをお勧めします。