信州大学web3コミュニティ「Agorá3.0」始動
こんにちは!
信州大学3年生のKoichiと修士1年のKenです。
この度、信州大学でweb3学び&実践コミュニティ「Agorá3.0」(読み方:アゴラ)が始動します!コミュニケーションツールであるdiscordを用いて運営を行います。
記事の最後にコミュニティへの応募フォームがあるので、ぜひ最後まで読んで見てください!!
こちらの記事ではこのコミュニティがどんな理念を持って、どのように活動していくのかについてご報告します!
web3とは何かについて知りたい場合はこちらの記事がメリット・デメリット合わせて記載されており参考になります↓
Agorá3.0の活動指針は?
Agorá3.0はweb3に関する知識を遊びながら、楽しく学ぶということを大きな目的としています。また、学んだ中で、web3的な視点も活用して、いかに問題解決ができるか、いかに価値を作り出せるかについて議論し、積極的に実装の実験を行っていきます。すでに学園祭でのNFTスタンプラリーの実験など様々な実験を行う予定を立てています。
そして、もう一つ大きな目的として信州大学で、web3技術を活用した新しい組織であるDAOを構築したいと考えています。信州大学は県内のいたるところにキャンパスが分散しており、学部間での連繋や情報共有がしづらい環境となっています。他学部の学生との交流の機会も減ってしまわざるを得ない状況です。
DAOの説明についてはこちらがわかりやすいです↓
また、多くの大学でも同じ状況なのですが、下図の通り、大学の運営体制はほとんど上層部の組織の意思決定により進んでいき、大学の第一義的存在である大学生が意思決定に関われない状況となっています。
これらの状況を改善するために、信州大学でDAO(信大DAO)を構築し、大学生も民主的な投票による意思決定を行い、運営側の補助を行う組織づくりをしていきたいと考えています。また、DAOを活用して、信州大学に関わる地域や企業、学生、教職員とともに、地域プロジェクトを進めていくオンラインインキュベーションオフィスを構築したいと考えています。
信大DAO構想の詳細はこちら↓
※当コミュニティを通じて、web3の思想や価値観を押し付けしたいのではありません。このコミュニティはweb3が社会課題に対して幅広い応用範囲をもって解決できることに気がついたことをきっかけに立ち上がりました。しかし、web3は難解な用語が多く、学習カリキュラムも整っていないため、学びづらい印象を持たれています。そこを乗り越えるため、共に学習し、web3をどのように社会によりよい形で活用していけるかについて考えるリテラシーを身につける場所として、コミュニティを機能させていきたいと思っています。
Agorá3.0の3つのValue
1.0 公平性
Agorá3.0では、組織内で上下関係を生まないことを目指し、年齢・立場やその他の区別に関係なく公平な議論を進めていきます。プロジェクトを進めるにあたり、役割分担を設ける可能性はありますが、役割に優劣はありません。
2.0 多様性
Agorá3.0は、信州大学のサークルとして登録を行う予定ではありますが、信州大学の学生のみならず、教職員、信州大学外部の方にも開かれています。VISIONを共有した仲間が集まり、価値を共創していくDAOの価値観に倣っています。
※信州大学外部の方に対しては、コミュニティの安全性向上のため人数を制限させていただく場合がございます。また、お申し込みは応募フォームからとなります。ご了承ください。
3.0 自律性
Agorá3.0では、参加者が主体的に活動し、みんなでプロジェクトを進めていくことを目指します。提案や意見を歓迎し、議論を進めていきます。とはいえ、関わりしろは自由です。自分の関わりたいときに、無理のない範囲で関わっていただくことが理想です。
Agorá3.0の由来
Agorá(アゴラ)はもともと古代ギリシアの都市国家ポリスにあった市民に開かれた公共の広場です。
会議、裁判、市場、交易、市民の集会や談論など様々な用途に使われた場所であり、人々が自由に言論を交わす場所として機能したことから、哲学が発達した場所とも言われています。
このアゴラのように、web3に関する開かれた自由な議論が行われ、そこから生まれた価値やアイデアを共創できる場所になってほしいという願いをこめ、「web3.0」と「Agorá」をかけ合わせ「Agorá3.0」と命名いたしました。
Agorá3.0ではどんな活動をするの?
・週1回の勉強会
週に一度、コミュニティのdiscord上でweb3勉強会を行います。
・信大DAOの構築準備
信大DAO構築に向けた議論とプロジェクトの進行を行います。
・web3先進地域の修学旅行
web3の技術を用いて地方創生を行っている地方自治体がかなり増えてきました。このコミュニティでは、そんな地方自治体に足を運び、どのようにweb3で地域を盛り上げているのか理解しつつ、その地域で遊びつくそうとおもっています。
web3技術を活用して地方創生を行っている事例↓
・web3実験プロジェクト
当面は、大学祭でNFTのスタンプラリーイベントの企画・実験をしてみようとおもっています!これ以外にも、web3を使って社会にどんな価値をできるか思考して、実験したいと考えています!
・その他
その他にも、web3関連のイベントに参加したり、ハッカソンに参加したり、忘年会等のオフ会をしたりなど、多数のアクティビティを企画しております。
もちろん誰でも新しいアクティビティを企画することができます!!一緒にコミュニティでアクティビティを楽しんでみましょう!!
Agorá3.0 年次スケジュール(仮)
4月の説明会は興味ある方に対して、個別で行います。こちらは基本的に信州大学の学生に対してのみ行う予定です。
6月のメタバースイベントはメタバースと国際共修をかけ合わせた研究を行っている教授と連携しようと考えていますが、調整中のため、無くなる可能性があることをご承知おきください。
10月・11月のトークン実験は、大学祭におけるNFTスタンプラリーのことを指します。
注意点
サークルとして機能しているので、基本的に活動資金の外部からの出資はありません。そのため、web3修学旅行など、活動に際してかかる費用はご自身での負担となります。
信州大学の学長あるいは運営機関から認可を受けた団体ではありません。ただし、信州大学の公認サークルとしての手続きは行います。信州大学生のメンバーが5人以上になった際に手続きを進めていきます。
コミュニティの運営は基本的にdiscordにて行います。discordの荒らし、不適切な発言はお控えください。また、discord内に入ったときはルールをしっかりと確認し、遵守してください。
web3技術の一環として、NFTや仮想通貨について扱いますが、購入を勧めているわけではなく、投資を促すような宣伝も一切おこないません。購入に関しては自己判断でお願いいたします。
ぜひ、みなさんとweb3を一緒に学習し、世の中に新しい価値を提供していきたいです!何か新しいことに挑戦したい方、web3に興味がある方、地方創生に興味がある方、信州大学の学生、教職員、信州大学外部の方、どんな方でも大歓迎です!!
コミュニティの参加はこちらから↓
記事作成担当者:Koichi
記事作成日:2024/4/1
Gmail: shinunidao@gmail.com
この記事が参加している募集
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