中小企業診断士2次試験の”誰も教えない”本当のこと ①難しいと思う理由

はじめに


皆さん、こんにちは
中小企業診断士の高橋若規と申します。 
元々は企業内の中小企業診断士の受験校講師を8年ほど務めて、現在は独立したコンサルタントとして活動しています。会社をやめてコンサルティングでご飯を食べるようになって、12年が経ちました。
よく、現場支援をしていると

・高橋さん、わたしも診断士試験を受けてみたいんだけど、どんな勉強をしたほうがいい?
・受けているんだけど不合格が続いてて、高橋さんは合格のためにどうやって勉強したの?

というお声がけを頂くことがあります。そんな時、久しぶりに試験に関する情報を見てみると、間違えている情報を本当に多く見かけます。
そして、ちょっとこれでは試験を受ける人が迷うんじゃないかな?と思うようになり、情報発信をすることにしました。
まずは、直前に迫っている2次試験について書いてみようと思います。R6年の試験に間に合うように纏めていきます。

この記事を読んでくれている方は、診断士試験を勉強されているんじゃないかな、と思います。しかも、こんな泡沫記事を見つけた人って、相当困っているか、情報アンテナが高いかどちらかではないかと。
見てくださり、探してくださり有難うございます。
ではなぜ、貴方が毎年、プライベートな時間を犠牲にして、家族の冷たい視線を感じて、お小遣いを削ってまで受験校に通って、2次試験を通過できないんでしょうか?

わたしにはわかります。
あなたはこの試験の本質を理解していない
、そして、その対応ができていないからです。正しく試験を認識し、そして勉強方法を理解していないと、合格することはほぼ不可能です。万が一で合格したとしても、その後には苦しい診断士生活が待ち受けています。

これまで、プライベートでご縁のあった受験生には個別で指導してきましたが、試験合格率は100%でした。2次試験は2回以内に必ず合格させてきました。そのノウハウを惜しみなく提供したいと考え、NOTE記事にまとめることにしました。今回は1回目として、以下の内容をお伝えします。

なぜ有償なのか

別に無償で提供しても構わないくらいに稼いでいますし、お陰様で数万円程度であれば値段を見ないで買い物をするくらいに豊かな生活を送れています。別にお金がほしいからではありません。
では何故、有償でお伝えするのかというと、情報を安売りする気がないのと、わたしが血と汗と涙を流してたどり着いた、ここでお伝えする情報は真実で本当に必要な情報であるということを確信しているからです。それをお伝えするからには、聞く側にも相応な対価をもって聞いてもらいたいと考えています。最初は比較的安価で提供しますが、時期を見て値上げしていきます。

では、始めましょう。用意はいいでしょうか


診断士2次試験には答えがない

御存知の通り、1次試験と違って2次試験には模範回答がありません。
出題の趣旨という形で、どのような能力を問うたのかを開示するのみです。
これが、この界隈の見通しをあやふやにしています。

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