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私が好きだったコンタクトレンズ3選!

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

私はコンタクトレンズ業界に長く関係していました。
今は転職して中小企業診断士の資格を活かしてコンサルタント業を行っています。

当時のことを思い出すといろんなメーカーがいろんなコンタクトレンズを販売しているなぁと懐かしくもあります。
そう思っているうちに、noteを通じてコンタクトレンズのメーカーや製品についていろいろ書いていきたいなと思うようになりました(^^)

中小企業診断士の知識とコンタクトレンズの知識や実体験をもとに、皆さんが参考になるような記事を書いていきます。
よろしくお願いします!

今回は当時好きだったコンタクトレンズの種類についてお話ししたいと思います。

ただし実際にその種類が眼に合うかは個人差がありますので、ご了承くださいませ(^^;)

私が好きだったコンタクトレンズ3選

私が当時好きだったコンタクトレンズは、

1位:ジョンソン&ジョンソン「ワンデーアキュビュー
2位:クーパービジョン「バイオフィニティ」
3位:アイミー「ニチコンEX-UV」

こんな感じです。
1位と2位はソフトレンズ、3位はハードレンズです。
それではもう少し詳しく書きます。

3位:アイミー「ニチコンEX-UV」

3位にランクインしたのはアイミーの「ニチコンEX-UV」です。
これはハードレンズなので最近コンタクトレンズを使い始めた人には馴染みがないかもしれません。
もともとは株式会社日本コンタクトレンズという会社が製造していたのですが2018年5月に倒産したのでアイミー株式会社が引き継いでいる状態です。

ハードレンズといえば「株式会社メニコン」が有名でシェアがかなり高いですが、ニチコンEX-UVは少しマイナーでしたが光るものがありました。

理由として「装用感」と「視力の安定性」です。

まず装用感についてですが、簡単に言うと「つけ心地」です。
ハードレンズというのは一般的につけ心地がソフトに比べてあまりよくありません。

ニチコンEX-UVもハードレンズなので、さすがにソフトレンズのようなつけ心地ではありませんが、かなり優秀です。

メニコンのハードレンズとつけ心地を比較するとニチコンEX-UVが勝ることが多かったです。
ですのでハードレンズ希望でつけ心地がしっくりこない方には「ニチコンEX-UV」をすすめていました。

もう一つの「視力の安定性」も良いですね。
ハードレンズは硬いから乱視の矯正が得意とよく言われますが、実は乱視の種類によっては不得意なものもあります。

まあ9割くらいの方は該当しませんが(^^)

しかしニチコンEX-UVは不得意と言われる乱視のタイプにもある程度適応していました。

処方をする側からしても安心できるコンタクトレンズです。
コンタクトレンズの品質は間違いなく良いです。なぜあまり売れないのか不思議です。
やはり売れるレンズにするためには販売面やプロモーションが大事か思い知らされますれ(^^;)

ソフトレンズが市場を占めているのでメーカー側としても利益を出せるコンタクトレンズではありませんが、視力が出づらい方のためにもがんばって欲しいです!


2位:クーパービジョン「バイオフィニティ」

2位にランクインしたのはクーパービジョン「バイオフィニティ」です。


クーパービジョンというメーカーはアイシティや病院で人気があります。
取り扱いしているお店も多いです。
世界的にも第3位のシェアを誇っています。
ちなみに2位はアルコン、1位はジョンソン&ジョンソンです。

このコンタクトレンズは2008年ごろから登場した次世代素材「シリコンハイドロゲル」を使用したレンズです。

バイオフィニティは「性能」と「つけ心地」において他の次世代素材レンズよりも優れています。

まずは「性能」です。


コンタクトレンズは眼につけると蓋をするような感じになります。
角膜は外から酸素を得て呼吸しているので、コンタクトレンズが邪魔です。
コンタクトレンズは酸素が通過するように作られています。


これを酸素透過係数という数値で表します。


ですので全く呼吸の妨げになるわけではありませんが、昔のコンタクトレンズは性能が悪かったので酸素不足になりやすく、角膜の細胞が痛みやすかったです。

次世代素材のシリコンハイドロゲルは以前のソフトレンズよりも何倍も酸素を通すようになりました。
その中でもバイオフィニティは酸素透過係数が160という高い数値を誇っています。

100を超えれば良いとされているので、かなり高いことが伺えます、

しかし酸素透過係数を上げようとするとコンタクトレンズが少し硬い感じになります。
シリコンハイドロゲルが出始めの時は性能を競って上げていたので少し硬いレンズが多かったです。
それでも1番酸素透過係数が高くても175でした。
バイオフィニティは酸素透過係数が高いにもかかわらずレンズの仕上がりが柔らかいです。


他のシリコンハイドロゲルレンズとつけ心地比較すると勝つことが多いです。
ここまでの性能とつけ心地を兼ね備えたコンタクトレンズを開発できる力は素晴らしいですね!

1位:ジョンソン&ジョンソン「ワンデーアキュビュー」

堂々の1位はジョンソン&ジョンソン「ワンデーアキュビュー」です。



メーカーはコンタクトレンズ業界でNo. 1シェアの「ジョンソン&ジョンソン」です。


今は「ワンデーアキュビューモイスト」という潤い成分が追加されたタイプになっています。


規格は一緒ですので「ワンデーアキュビュー」も「ワンデーアキュビューモイスト」も同じと思っていただいて結構です。


他にも乱視用や遠近両用もありますが、ここでは普通の近視用に限定します。


ジョンソン&ジョンソン製の乱視用や遠近両用などの「特殊レンズ」はあまり良いとは思っていませんので(^^;)

このレンズの優れているところは「つけ心地」と「視力の安定性」です。

「ワンデーアキュビュー」は昔のハイドロゲル素材なので次世代素材のシリコンハイドロゲル素材よりも性能面では落ちます。


しかも日本で発売されてから20年以上経過しています。


しかし原点にして至高と言いますか、これを超えるコンタクトレンズを私は知りません。


それくらい評価が高いです。


「つけ心地」に関しては、昔のハイドロゲルならではの柔らかい素材でほとんどの方が違和感なくつけることができます。


前の記事でも書きましたが、「イオン系素材」なので水と仲が良く眼との馴染みも良いです。


それに加えて視力が出やすいです。
ちょっとくらいの乱視であれば問題なく視力は出ます。


倒乱視や斜乱視といわれる矯正がしづらいタイプの乱視でも1番といっていいくらい視力が出ます。

最近はワンデーアキュビューモイストよりも酸素をよく通す性能が高いレンズが主流になってきています。


ワンデーアキュビューモイスト使用者も徐々にですが他レンズへ乗り換えています。


しかし他レンズが合わないパターンが多いので私はワンデーアキュビューモイストから乗り換える人がうまくいくか非常に心配で嫌でした。

後にも先にもここまで優れたコンタクトレンズを見ることがないでしょう。
世界一のシェアを獲るには理由がありました(^^)

まとめ


今回は私が好きなコンタクトレンズを3つ選んでご紹介しました。

詳しいスペックを説明すると長くなるので、特に言いたいところを書きました。

最後に振り返ると、

1位:ジョンソン&ジョンソン「ワンデーアキュビュー
史上最高のコンタクトレンズ!

2位:クーパービジョン「バイオフィニティ」
性能の高さとつけ心地を兼ね備えた、今1番の2ウィークタイプのコンタクトレンズ

3位:アイミー「ニチコンEX-UV」
見え方とつけ心地で高い品質を誇るハードコンタクトレンズ

といった感じです。


これからももっと製品やつけ心地、見え方など、いろんな切り口で描いていきたいと思います。


最後まで読んでいただき誠にありがとうございます!


いただいたサポートは今後もより一層有益な情報を提供できるようにします! どうぞよろしくお願いいたします!