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【カメラ超絶初心者向け】マニュアル入門
こんにちは。
初めての一眼レフ・ミラーレス一眼等、
高級なカメラを買ったら、皆さん撮影モードは何で撮っていますか?
ボタンが多くてよく分からないからとりあえず
オートモードで…( ̄▽ ̄;)
という方も少なくないと思います。
もちろん、オートモード(オートモードにも様々な種類がありますが今回の場合はフルオート)
は初心者など、誰でも簡単に写真撮れる素晴らしい
機能です。
しかし、オートモードで撮っているとこんな事はありませんか?
例1)夕日に照らされる風景が綺麗で撮ろうとすると、写真が思ったよりかなり暗くなってしまった。
例2) 運動会で、走っている被写体を撮ろうとするが全然撮れず、撮れた!と思ったらぶれぶれ写真だった。
例3) よく晴れた日に外で写真を撮ろうとしたら、写真が明るすぎてよくわからなくなってしまった、
等々…、実はこれらはオートモードにする事による弊害であったりします。(꒪д꒪II
ではマニュアルで撮ってみよう!とは思わない方も多いですよね( ˊᵕˋ ;)
だって、いろいろ設定しなければいけないことが
ありそうで難しそうですし。
確かに、マニュアルには沢山覚えることが
あります……────────── が!
実はたった3つの事を覚えるだけで大分
撮れる写真の幅が広がるんです。
ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ
今回は三つのポイントの、機能のみについて
説明していこうと思います。
ステップ1.「ISO(感度)について」
前提として、写真撮影の時、主に
ISO(感度)、シャッタースピード、絞り値(F値)
の3つを駆使して写真を撮影をします。
一つ目、
まず始めはISOについてです。
皆さんも、カメラを使っているとこの文字を
見たことがあるのではないでしょうか。
ここの数値を大きくする(ISO感度を上げる)と、
取り入れる光の量(露光量)を多くして
写真全体が明るくなります。
…明るくなります。
「え!じゃあこれだけで十分じゃん!
他の設定必要あるの?」
と思う方もいると思いますが、実はISO感度には
デメリットがあります。
それが
ISOを上げることで生じるノイズ
です。
ノイズとは、様々な種類がありますが、
写真のザラつき、一部の変色等、
ようは「画質が悪い状態」のことだと
思ってください。
なので、単純に画質を少しでも良くしておきたいのなら
なるべく低いISOで良いとも言えますね。
上の写真の方はISOが100と低く、下はISO20000、※(明るさが同じに見えるのは他の2つの設定を暗く設定することでバランスをとっているから。)
その差は写真の影の部分を拡大すると
わかりやすいです。
ISOが高い下の写真はザラつきがある。
これがノイズと呼ばれるもの。
ステップ2.「シャッタースピードについて」
シャッタースピードはその名の通り、
シャッター閉開の速さのことです。
つまり、
シャッタースピードを遅くすると
「カッ…シャ…」
速くすると
「カシャッッ…」
となるイメージです。(ˊᗜˋ*)
…わかりますかね?笑
さて、シャッタースピードを変えることによる
写真への影響ですが、
これは速くすればする程
速く動いている被写体を止まっているように
撮ることができます。
また、遅くすればする程ブレやすくなります。
※これを利用した撮影方法、 流し撮り や 長時間露光
といったものがある。
そして実は、シャッタースピードも
写真の明るさに関係しています。
シャッタースピードの基準を1/100として、
シャッタースピードを速く設定(1/1000)にすると
速く動く被写体を止まっているように撮れますが
写真全体が暗くなり、
シャッタースピードを遅く設定(1/10)にすると
ブレやすくなるかわりに写真全体が明るく
なります。
ちなみに、人間の歩く速さ程度であれば
シャッタースピード1/125程で十分
だといわれています。
ステップ3.「絞り値(F値)について」
写真撮影をしている方なら一度は
聞いたことがあるはず。
絞り値(F値)についてです。
この設定を変えることによって、
これぞ一眼レフ!と皆さんが思い浮かべるであろう
背景等を「ボカ」した写真が撮れます。
目安として、
F値は数値が小さくなるほどボケる度合いが強くなり、数値が大きくなるほどボケる度合いが弱くなってピントの合う範囲が広がります。
例)
F1.8←──────────→F22.0
ボケ強←────────→ボケ弱
ピント狭く←────→ピント広く
また、
F値の数値を小さくすると写真全体が明るく、
大きくすると写真全体が暗くなります。
上の写真はF値1.8、下の写真はF値18.0。
まとめ
さて、ここまで説明してきて、気付いたことがあると思います。
そう、実はこの3つの設定は全て明るさに大きく
関係してきているんです。
まとめると、
ISO…上げると明るくなるが上げすぎるとノイズが生じてくる。
シャッタースピード…速くすると速い被写体を撮りやすくなるが暗くなる。遅くすると明るくなる。
F値…小さくすると明るくなりボケる。ピントの範囲は狭くなる。大きくするとボケが弱く、暗くなる。
ピントの範囲は広くなる。
となります。
この3つのポイントを覚えるだけで、かなり
撮れる写真の範囲が広がります。
そして是非、写真の楽しさ、奥深さを
体感してください ^^