あおもりクラフトフェア　A-line 2023

2023年7月4日 08:37

先週の秋田ふるさと村に引き続き、今回も東北のイベントに行ってきました。
うちにはニャンズとカメーズがいるので秋田の後一度自宅に戻り、4日後の「前日搬入の前日」に青森に出発しました。

ジムニーに全て詰め込み下道で15時間半。
朝出発して深夜に青森入りして車中泊。
ただ車に乗ってるだけの旅なのですが、めちゃくちゃ楽しい(笑)昔から1人で何かをする・どこかに旅に出ることに憧れていて、まさに今その夢を実現しているんだ、と思うと楽しくて仕方ないんです(*ﾟ∀ﾟ*)

深夜2時到着道の駅アップルヒルで車中泊
寝床は運転席&助手席
想像以上に爆睡できました(笑)

翌日、前日搬入開始まで時間があったので、せっかくなら観光(?)しようとすぐ近くの夏泊半島のホタテラインをぐるり一周。海なし県・埼玉に住んでいると海を見るとテンション上がります(笑)

お昼は正立食堂さん
ウニ・ホタテ・アワビのお刺身盛り合わせ
新鮮なお刺身は最高に美味しかった‼︎

その後、前日搬入でモヤヒルズに入りテントを張り什器を設置。風が強くなる予報だったのでペグもガッチリ・ラチェットベルトでしっかり留めて会場を後にしました。
前日搬入しておくと当日がとても楽なんです。私の什器は設営に時間がかかるので、前日搬入があると本当に助かります。

夕飯は仲間と中華料理の龍松閣さんへ。
魚介が食べたーいと言ったのになぜかこのお店に(笑)ただこのお店のカルビ冷麺、めっちゃくちゃ絶品でした‼︎
一緒にいた仲間は納豆が大好きらしく納豆ラーメンを食べていて、それはそれで美味しかったそう(^^)
千鳥の大吾も来た隠れた名店、テレビでも紹介されていたとか。年配の女将さんも愛嬌がありとても可愛らしい方なので、ぜひ足を運んでみてもらいたいです。

そして夜も更けて21時頃、浅虫温泉でお風呂に入ってからのんびりしていると突然電話が。
作家仲間からで、今すぐ会場に来て！テント崩壊した！と…
え？誰のテント？私⁈なんで？あんなにガッチリ6箇所も留めたのに⁈
急いで会場に向かうとあちこちでテントが崩壊していました。私のテントがあった場所にテントはなく代わりに白い塊が…。

突然のことで頭が真っ白。
現場を見ていた人によると、どうやらかなりの強風が吹き、私の2軒先のテントが吹き飛ばされて崩壊しそれが吹き飛んできて私のテントに直撃し崩壊したとのこと…

足が折れ骨組みが飛び出し見るも無惨に崩壊したテントを前に呆然としていましたが、集まってくれた多くの作家さん方が散らばった什器をまとめてくれていました。お名前も存じ上げない作家さんも手伝ってくださり、見ず知らずの私を助けていただけて本当に有り難かったです。

テントは全壊しましたが、中の机は奇跡的に無傷。横幅180cmの折りたたみ式手作り机がメイン什器なので、それさえ無事ならなんとかなる。テントが身を挺して守ってくれたんだと思います…
ちょっと高かったお気に入りのテント、休みの日には洗って干したり防水スプレーを掛けて大事に使っていたので、相棒が1人殉死したような悲しい気分でした。

そんなこんなで、イベント1日目はテントを買いに行くことから始まり結局昼過ぎまで設営していました。
前日はテント崩壊がショックすぎて泣きそうでしたが、作家仲間の皆さんが励ましてくださりなんとかモチベーションを保て、仲間がいる事の有り難さをひしひしと実感…。

初出店のA-line、設営中からたくさんのお客様が真鍮工房Ramaの作品を見ていってくださりとても嬉しかったです(^^)

動物好きなお客様がずっと滞在してくださったり、何度も戻ってきてやっぱりこの子をお迎えしますと満面の笑みをむけてくださったりと、青森の皆様にも動物アクセサリーを気に入っていただけて心が満たされました(*^^*)

2日目はお天気も回復し、なんとか曇りを保ってくれて一安心。
1日目ほどの混雑ではなかったものの、真鍮工房Ramaブースにもたくさんのお客様が来てくださいました。

波瀾万丈な出店となってしまったA-line。
作家仲間の存在に勇気付けられ、有り難みをひしひしと実感し、外の出店は油断禁物だと肝に銘じたイベントでした。
私のテントにぶち当たったテントの持ち主の作家さんとは和解もでき、2日目には笑ってお話もできる感じに。お互い被害者ですもんね…私もテントを飛ばさないよう気をつけよう。
テント破壊が原因で仲良くなれるのも面白いと思うので(笑)、このご縁も大切にしようと思います。

2日目終了後、撤収してそのまま直ぐに帰路に着きました。
とにかく海鮮が食べたかったので(海の地域にきたのに冷麺率が高かったし(笑)いや美味しかったけども)、近くの小料理屋さんへ。