閉じたコミュニティ

閉じたコミュニティが苦手です。閉じたコミュニティとは排他的なコミュニティとも言えます。

地縁血縁といった古からあるものから、会員限定のオンラインサロンまで開放的ではないコミュニティは数多くありますが、どれもこれも苦手です。

まず、アクセスするのになんらかの資格(生まれの場合もある)が必要とするスタイルが好きではありません。これは単純に面倒といったことに加えて、検証の目が届かなくなるという点で危険なことだと考えています。第三者の視点といってもいいかもしれません。実際に第三者が何かを言うかはさほど問題ではないと考えています。コミュニティの要員が「第三者に自分達の言動は公開されている」と考えていることがより重要だと考えています。自制が働くからです。

また、限定することで、対して内容のないものが虚飾されて価値のあるように感じさせられるという詐術的なところも好きになれないところです。悪い意味でマーケティングの臭いがします。

コミュニティは、もちろん秘匿が必要なケースもありますが、なるべく開放性のあるものであって欲しいです。でなければ、そこには必ず権力(上位者と下位者)が生まれ、そしてそれが腐敗するからです。

とはいえ、そもそもコミュニティというものが元来排他性をある程度持っているものであるために、開放性のある(風通しのいい)コミュニティとは語義矛盾を含んでもいて、言うは易しの事象なんですけどね。

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