自己紹介
はじめまして。リハビリテーション科を専門としている医師のしんちゃん先生です。
私は熊本県熊本市で生まれ育ちました。実家が医療法人を経営しており、私が長男で4代目になります。よく周りの人には跡取りとしての重圧が大変だねーとか、敷かれたレールの上を歩くなんてすごいねーなど、褒められてるのか同情されているのかよくわからないことを言われますが、私は医師という職業に巡り会えたことも、家業が医療法人を経営していることにも大変感謝して生きています。私の基本性格からして、このような家に生まれていなければ間違いなく医者にはなっていなかった(なれなかったという方が正しい)と思いますし、例え医者になっていたとしても自分で病院を経営するという考えにはまず至らなかったと思います。
私は医療・介護業という仕事はとても素晴らしい仕事だと感じています。目の前で病気や怪我に苦しむ人たちを助けるのが仕事、こんなにわかりやすくやりがいのある仕事は他にはあまり無いのではないのでしょうか。医療はサービス業と言われることもありますが、私は”究極のサービス業”だと思っています。我々はリッツ・カールトンにも負けないホスピタリティーを持って患者さんに接するべきだと常々感じていますが、私が今まで経験してきた多くの病院では残念ながらホスピタリティーの欠如の方が目立っていました。私は実家の医療法人で医療・介護を究極のサービス業として実践していくことが一つの大きな目標です。その為にはまずは病院(職場)が、究極のサービス業を展開するに相応しい職場に変わることが必要だと感じています。
日本一働きたい医療法人になる。
今風に言い換えると、日本一エンゲージメントの高い医療法人になる、でしょうか。
これが私の人生の1つの目標です。
正直に言いますと”日本一”にこだわっている訳ではありませんが、わかりやすいのでそう言っています。時々、”日本一働きやすい”と間違えられることがあります。”働きやすい”ではなく、”働きたい”です。職種関係なく、全職員の方に”ここで働きたいから働いている”、と言って頂ける医療法人を目指しています。
なぜ日本一働きたい医療法人を目指すのかという理由は、表向きは先述した通り医療・介護業界で究極のサービス業を実践するためですが、本音は人生を楽しみたいからです。
人生において仕事が占める割合はとても大きなものです。
その割合や意味合いは人それぞれだとは思いますが、私は出来れば仕事はせずに毎日遊んで暮らせる人生(しかもお金持ちの設定)をいつも夢見ているタイプの人間なので、仕事は基本的にしたくないと思っています。
しかし仕事はせざるを得ないものだという現実はなんとか受け止めることが出来たので、どうせ仕事するなら楽しく仕事がしたい、仕事が楽しければ人生が楽しい、最高に仕事が楽しいと思える職場を作りたい!、というシンプルな思考が原点となり、”日本一働きたい医療法人”というコンセプトに辿り着きました。
それと私が自分自身のことを初めて医療法人の4代目であることを自覚した時に、100年間共に働いてくれた職員の皆さんのお陰で今の自分があるという、とても大きな感謝の念も感じることが出来ました。”日本一働きたい医療法人”というコンセプトは、きっと職員の皆さんにとっても喜ばれるのではないかと信じているので、私は人生をかけて成し遂げたいと思っています。
もう一つ大きな目標があります。それは障がいと向きあって生きる全ての人々の人生を豊かにすることです。ポイントとしては障がい者だけでなく、家族・恋人・友人・職場の同僚なども含めて、障害と向きあって生きる全ての人々に含んでいる点です。
リハビリ科の医者の専門は”障害を診ること”です。リハ医が受け持つ患者さんは何らかの障害を抱えている方々です。身体機能障害(麻痺など)、高次脳機能障害(脳の障害により認知機能が低下する障害)、嚥下障害(飲み込みの障害)、排泄障害(排尿、排便の障害)などなど、”障害”というワードがあれば大体介入していきます。したがって他の専門科の医者と違って、様々な病気や怪我の人たちを主治医として担当します。
現在リハビリテーション科専門医は全国に2100名ほどいます。臨床科の中では最も少ない科の一つですが、年々その需要は高まっています。
私は数少ないリハ医の一人として、病院などの医療介護機関だけで仕事するのでは無く、社会全体をリハ医の活躍の場と捉え少しでも世の中に貢献できればと思っています。
障害✖️スポーツ、障害✖️アパレル、障害✖️フード、障害✖️レジャー
障害✖️トラベル、障害✖️ホーム、障害✖️音楽、障害✖️ゲームetc...
やりたいことが沢山あります。
全障害対応型のメディカルホテルも構想(妄想?)しています。
まずは2021年7月12日に始動したGOLD PROJECTでパラスポーツを音楽と映像の力で盛り上げ、全国の障がい者の運動実施率の向上に取り組んでいきたいと思います。
まとまりのない自己紹介になりましたが、興味を持って頂けた方がいたら嬉しいです。