金利が上がる?どうする、これからの住宅ローン(1)
住宅ローンの固定金利が上昇中。
そんなニュースを聞いて、
「どうしよう! これから家を建てようと思っていたのに!」
と、慌てている人はいませんか?
そもそも、なぜ固定金利だけ? 変動金利は上がらないの?
という疑問をお持ちの方のために、まずは金利変動の仕組みを簡単に説明したいと思います。
固定金利の基準となるのは長期金利。
長期金利とは期間が1年以上の金利のことをいい、代表的なものとして国が発行する10年物国債金利があります。
一方、変動金利の基準となるのは短期プライムレート。
短期プライムレートとは、金融機関が信用力の高い優良企業に融資をする際に適用される金利のことで、こちらは日銀の金融政策に連動して動きます。
今の変動金利は、この短期プライムレートを基準として決定した金利から、金融機関が引き下げ幅を拡大することで維持してきたものです。
今回、アメリカの急激なインフレが引き金となって固定金利が上昇しました。
しかし、日銀は今後も金融緩和政策を継続の方針。
そのため、変動金利が今すぐに上がることは考えにくいのが現状です。
だからといって、今後も変動金利が上がらないとは限りませんよね。
超低金利時代といわれる今、30年、35年という長期でローンを組むわけですから、将来的には今より金利は上がると考えるのが自然です。
今年は上がらなくても、来年には上がるかもしれない。5年後、10年後には上がるかもしれない。
それを見越してローンを組む必要があるでしょう。
これから住宅ローンを借りるうえで、どのような点に注意すべきなのか。
変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきなのか。
次回、具体的なアドバイスをしていきたいと思います。
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