続々・今さらながら、なぜ平屋が人気なのかを考えてみた。
これまで2回にわたり、昨今の平屋人気について考察してきました。
平屋のよさはいろいろありますが、なかでも今トレンドになっている理由として挙げられるものを、(独断と偏見で)ふたつピックアップしましたので、復習しておきましょう。
まず、「家族のコミュニケーションを重視する人が増えたから」というのがひとつ。
そして、「家事効率を重視する人が増えたから」というのが、もうひとつ。
上記2つは平屋人気の理由としてよく挙げられるものですが、個人的にもうひとつ仮説を立ててみましたので、ここから先もぜひご一読ください。
平屋の家は、今になって急に人気が沸騰したわけではありません。
5年前、10年前でも平屋に憧れ、平屋に住みたいと考えていた人はそれなりにいたはずです。
だけど、平屋の家というのは、当時かなりハードルが高かったんですね。
基礎や屋根の面積が大きくなる分、2階建てに比べると(同じ面積でも)工事費が高くなるというのが、その理由。
さらに、コストが上がるのは工事費だけではありません。平屋を建てようと思うと広い敷地が必要なので、新たに購入する場合は土地代も高額になってしまいます。
だから、トータルコストを考えると、平屋に憧れても手が出ないという人が多かったのです。
ところが、ここ最近『平屋は高額』とか『平屋は贅沢』というイメージが払拭されつつあるようなのです。
なぜなのか?
理由として考えられるのは、家がコンパクトになったこと。
参考までに、こちらのデータをご覧ください。
福井県|建築物・住宅着工統計データ
『年度別新設住宅着工戸数』のデータを見ると、令和2年の平均床面積は103平米(約31坪)。前年の令和元年は、平成元年以降では過去最少の100平米(約30坪)です。
さらに過去のデータをさかのぼってみると、100平米近くまで落ち込んでいる年はあるものの、基本的には110~120平米あたりを推移していたことがわかります。
それが、ここ数年100平米ちょっとで落ち着いている印象ですね。
実際には、建築費が年々高騰しているため、建物が小さくなっても建築費が下がっているわけではないのですが、少なくとも“30坪の平屋”には“40坪の平屋”ほどのハードルの高さを感じない、という人も多いのではないでしょうか。
あくまでも仮説ですが、このように家がコンパクトになった分、平屋が身近になったという可能性はありそうです。
以上、新保興業の平屋考察でした。
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