世界遺産アンコールワットの回り方【1日で27個の寺院を回った筆者が解説】
皆様こんにちは、SHINです。
僕は先日カンボジアの世界遺産アンコールワットに行き、1日で27個の寺院を訪れました。
今回はその経験から、以下4つについて詳しくお伝えします!
①所要料金
②絶対に行くべき寺院
③最大限に楽しめるルート
④注意すべきこと
※前提として、アンコールワット遺跡群の面積は約200ha。東京ドーム約15個分のため、1日で全ての寺院を回ることはほぼ不可能です。僕は自転車をレンタルして27個のお寺を回りましたが、それだけでも40km歩く羽目になりました(笑)
皆さんには、効率良く、最大限にアンコールワットを楽しんで欲しいと思います!
①所要料金
アンコールワットを見学するには、アンコールパスと呼ばれる入場券が必要になります。入場券の種類と料金は、以下の通りです。(2024年12月現在)
1日券:37ドル
3日券:62ドル
7日券:72ドル
バックパッカーで節約したい方には、1日券がおススメ!
観光目的、ゆっくり余裕を持って楽しみたい方には、3日券がおススメ!
※チケット売り場は、入場口から少し離れた南東側にあります。当日にチケットを購入される場合は、タクシーやトゥクトゥクのドライバーに「チケットを買いたい!」と忘れずに伝えましょう!
②絶対に行くべき寺院6選
1.アンコール・ワット
早朝がおススメ。朝日が背後から立ち上る瞬間は、"圧巻"の一言。正面横の池から写真を撮ると、水面にアンコールワットが映る"幻想的な一枚"になりますよ!
2.バイヨン寺院
言わずと知れたアンコール・トムの代表的寺院。寺院に顔が埋め込まれた”造形美”や壁面の”きめ細やかな彫刻”は、一見の価値アリ!
3.タ・プローム
”力強い自然の生命力”が感じられる。何百年と生きる木々が遺跡を飲み込む姿は、雄大な自然そのもの。絶対に訪れて欲しい!
4.ニャック・ポアン
壮大な湖を遺跡が覗く。空と蓮の葉がとても美しい。水中で枯れている木を含め、どこか不自然に感じられる点にも注目!
5.タ・ソム
木が巻き付く門は必見。静かで神聖な雰囲気を感じられる。
6.プノン・バケン
夕暮れ時がおススメ。15~20分ほど登ると頂上に辿り着き、辺りの森林や寺院を一望できる。アンコールワット観光の最後に訪れて、夕日をゆっくりと眺められる。
③もっと回りたい人向け4選
1.プリヤ・カーン
”自然と寺院の一体感”を感じられるお寺。人の手が入り込んでおらず、遺跡を探求する気分になれる。人気が多くないため、静寂の中、ゆったりと落ち着いて観光できる。
2.バンテアイ・クディ
非常にダイナミックかつ人の手が入り過ぎていないため、遺跡全体に趣きがある。時間が許すのであれば、絶対に訪れたい!
3.スラスラン
バンテアイクディの目の前にあり、視界すべてに湖を感じられる。
4. プレループ
最も"遺跡の中にいる実感"が味わえる。他の寺院と比較して、少し赤土色をしているのが特徴。階段は少し急だが、登り終えた後の眺めはピカイチ。同じような遺跡に飽きてきた人に超オススメ。
④最大限に楽しめるルート
ルートは大きく分けて2つ!
それが、小回りルートと大回りルート。これは世界共通のルートで、現地人にも「Short Circuit」「Long Circuit」と言えば伝わります。これを基準にしましょう。
1.小回りルート
・アンコール・ワット
・プノン・バケン
・バイヨン
・タケウ
・タ・プローム
・バンテアイ・クディ
・プラサット・クラヴァン
2.大回りルート
・プリア・カーン
・ニャック・ポアン
・タ・ソム
・東メボン
・プレループ
・スラスラン
★1日券の場合・・・距離が短い小回りルートから回るのがおススメ!
★3日券の場合・・・初日が小回りルート。2.3日目を大回りルートにすると、余裕をもって回れます!
(参考)私の1日券のルートです。小回りルートから大回りルートに行きました。みっちりとお寺を1日で回りたい人におススメ!
このルートで回った27個の寺院は、こちらの記事に書いていますので参考にしてみてください!
④注意すべきこと
・動物(猿、犬)
猿と犬に気を付けてください。特に猿には要注意。実際にバイヨン寺院で猿に近づいた欧米人の子供が嚙まれていました。むやみやたらに近寄らないようにしてください。噛まれた場合は、狂犬病の恐れがあるため、必ずすぐに病院に行きましょう。
・ガイドを名乗る人物
警察官のような服を着た人が、日本語や英語で「ガイドさせて欲しい」と言ってきます。必要なければ、無視するか、「NO」と断りましょう。曖昧な態度は、相手側にも過度な期待を与えてしまいます。必要ない場合は、最初からキッパリと断ること。
・敬意を払うこと
大騒ぎしたり、建造物を傷つける行為はもっての外です。寺院に敬意を払って観光しましょう。
⑤まとめ
いかがでしたでしょうか。当記事が皆様のアンコールワット観光の一助となれば幸いです。何か質問等ございましたら、自由にコメント欄にご記載ください。それでは皆さん、アンコールワット遺跡を楽しんで!