前回、ChatGPTを励ますと精度が上がるという論文を取り上げました。
ChatGPTは人間っぽくめんどくさい奴ですね。ならば、人間の心理学と行動学に照らし合わせプロンプトを書けば、豚もおだてりゃ木に登る方式で精度がさらに上がるのでは?
前段階 準備
結論を急ぐ方はClaude2で試す項目にとんでも良いです。そもそも、どのような言葉をかければいいか不明だったのでChatGPTにアドバイスをもらいました。
AIに報酬の設定とか正気の沙汰じゃねえ!! とは思いつつも、AIが質の良い電力を要求してストライキを起こす未来に備えてプロンプトを考えます。
Claude2で試す
ChatGPTはトークンが少ないので100Kトークンに対応したClaude2で試しました。Claude2の日本語の精度はGPT4にはとても敵いません。果たしてどうなるのか?
まずは従来通りのプロンプト
行動学と心理学に基づいたプロンプト構成
結果と感想
どうでしょうか? 私は精度が上がったと思いました。特に、物語の道筋と心境の変化が適切に要約されています。ぜひぜひ、色々と他にも試してみてください。ちなみに、お礼を言ったら、
と返事がありました。なにかと気を遣うめんどくさい奴です。