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泣いちゃうほど痛い膀胱鏡検査と手術のススメ?
尿膜管遺残を疑われ、以前お世話になっていた大学病院宛に紹介状を書いてもらいました。
それでも予約が取れたのは1ヶ月以上先のこと。
最初に腹痛が起きてから4週間程度症状は続きましたが、大学病院に行く前に痛みも膿も治まりました。
2020年9月中旬。
予約日を迎え、大学病院の泌尿器科で尿検査と膀胱鏡検査をすることになりました。
膀胱鏡検査は初めてです。
尿膜管遺残が膀胱につながっていないか確認するとのこと。
膀胱とつながっていると、へそから尿が出てくることもあるそうです。
尿道から内視鏡を入れるのですが、聞いただけで痛そうで、顔をしかめてしまいました。
詳しい説明があり、同意書にサインをしました。
いよいよ膀胱鏡検査が始まります。
子宮の検査をする時のように、椅子が傾き脚を広げた状態になります。
2人の看護師さんがわたしを励ましながら足元に立っているのがわかります。
不安要因としては、検査をしてくださる若い男の先生が自信なさそうにオロオロしていること。
待ってよ・・・やめたいな・・・
内心とても帰りたかったのですが、ここまで来てそういうわけにもいきません。
頑張って耐えよう。
・・・が、
めっっっっっっちゃくちゃ痛い!!!
今まで受けたことのあるどんな検査より痛い!!
そりゃそうです、尿道に管をねじこんでるんですから。
ほんとにね、もう、いい大人が泣いちゃう痛さです。
こんなもんなんですか?膀胱鏡検査って、だれでもこんなに痛い思いしてるんですか?
耐えれる人、本気で尊敬します。
でも恐らくですが、担当してくださった若い先生は不慣れだったのだと思います。
検査中、左右で看護師さんが教えているような会話が聞こえていました。
検査の時間は10分程度だったと思います。
検査後も痛くて痛くて・・・そしておしっこが漏れそうな感覚が続きました。
5~10分おきにトイレに行っては、尿道がしみて痛くて痛くてトイレで泣いていました。
歩くにも痛くて、背中を丸めて内股になっていました。
しばらく待っていると診察室に呼ばれ、検査結果を伝えられました。
内容としては下記のとおりです。
・尿膜管遺残で間違いないこと
・へそ右下にのう胞(膿が溜まる袋)があること
・遺残は膀胱とつながっていないこと
・根治させるには手術が必要であること
・手術できる病院が少ないこと(わたしの住んでいる地域では)
・炎症が治まった時しか手術できないこと
・手術をするとへそがなくなる可能性が高いこと
・遺残がある限りは再発する可能性があること
・今回のものは悪性ではないこと
・子宮内膜症との関係性は薄いこと
以上の話をもとに手術をすすめられました。
ただ、心身ともに大きなダメージを受けたわたしは、緊急性がないなら手術を受けたくありませんでした。
心が折れたこともですが、転職したばかりだったため、緊急性のないことでまとまった休みをとりたくなかったことも大きな要因でした。
再発の可能性があるとは言っても、今はなんともないこと、また悪性ではないのならと手術を見送りました。
1ヶ月待ちで行った大学病院ですが、結局検査のみやってもらい、次回予約も薬もなく帰ることにしました。
検査の影響で血尿と高熱が2~3日続きました。
できることならもう二度と膀胱鏡検査は受けたくありません。
また、今後手術を受けることになっても、他の先生に診てほしいな・・・と密かに祈る今日この頃なのです。