私がnoteを始めた理由について
椎名恋子です。
今回書くのはHSPや占星術についてではなく、私がnoteで記事を作ろうと思った理由についてです。過去の背景なども交えてお話しするため、少し長くなってしまうかもしれませんので、読む際は目次より飛んでいただけたらと思います。
noteを選んだ理由
先に、数ある媒体の中からnoteを選択した理由についてお話しします。
結論から言いますと、無料・有料媒体の販売を記事毎に変えることができる柔軟性に惹かれたからです。
私は普段SNSでの情報発信をメインとしていたのですが、元々人とのコミュニケーション自体が苦手で、距離を置く傾向にありました。そのため、人と積極的に関わる事に対しては慎重な姿勢を置いていたんです。
私の友達が「思いを電子書籍で発行したらどう?」と提案してくれたこともあるのですが、文に一貫性が出なかったり「結局伝えたいことは何?」と突っ込まれたこともあり、1冊の本を書き上げる自身が全くありませんでした。
高校時代に遡りますが、学校の方針で小論文の練習をしたことがありました。国語系の授業が全く理解出来ず、どう取り組めばいいのかも分からなかった私にとって、小論文というのは辛い以外の何者でも無かったです。話題の内容も飛び飛びになり、問題と結論の文脈が一致しないことをよく指摘されていました。
そこで「知識を少しずつ出していく」という方針なら、全体の流れを気にせずその記事単位で書いていく事が出来るため、これならいける!と思ったのです。
国語は苦手でしたが、文章を書く事自体は好きでした。
SNSでの知名度は殆どないに等しいですし、コンテンツ自体も0からの形成なので厳しいのは確かですが、情報発信の場として利用を決めたのです。
noteを始めた4つの理由
noteを始めた理由は、大きく分けて以下の4つになります。
理由1.自分が生きた証を残しておきたい
一つ目は、自分が生きた証を何らかの形で残しておきたいためです。
「SNSでもいいのでは?」とも考えたのですが、noteのようなコンテンツを発信する場において残しておくことに意味があると、個人的な考えているためです。コンテンツを出していく経緯の説明にもなります。
私は不安定な体調と向き合いながらこれまで生きてきました。
生まれた直後に、へその緒が何らかの理由で首に絡まり、母親の胎内にある羊水を飲み込んで肺炎を起こしました。当然記憶にありませんが、1ヶ月程入院していたと母からは聞いています。
小学校高学年~高校生の間はとにかく勉強漬けの日々を過ごしましたが、ストレスと圧迫感に悩まされては何度も体調を崩し、高校3年の時には肺気胸になり入院を経験しました。
大学に入ってある程度楽にはなったのですが、2年生の時に再び肺気胸を経験しました。この手術の際に肺炎を起こしかけていたことを知り、体にかなり負担がかかっていた事が分かりました。とはいえ、まだまだ元気だった私は殆ど気にせず、そのまま就職することになりました。
全ての起点は2015年8月、左胸の下辺りに激しい痛みを覚えてからは状況が一変しました。病院で検査しても原因が判明せず、息苦しさと不安に悩まされるようになりました。2023年になって「血管のねじれ」が原因であると分かったのですが、対処法がなく経過観察以外に出来ることがないと改めて知ったのです。
またプロフィールでも書いてあるのですが、私はHSPに該当しあらゆる刺激に敏感な性質を持っています。これは2019年に知った事ですが、近年になってその傾向がかなり顕著になり、ちょっとした刺激で酷く疲れたり動けなくなってしまいます。
自分に合う仕事を考えていたのですが、在宅以外の選択肢が取れなくなっていきました。仕事をするのは好き(≒人の為になる事が好き)ですから、自分がやりたいと思うことが仕事に出来たらいいな・・・と、そんな考えにも行きつきました。
こうした今までの自分の軌跡を残しておく。残すことで、誰かの何かの為になれたらいい。そう感じるようになっていったのです。
理由2.自分の個性を理解し、自分らしく生きる人を増やすため
2つ目の、これから本格的に突入する「風の時代」に適応していくためのお手伝いをしたい為です。
「風の時代」というのは簡潔に説明しますと
働き方が自由になり、複数の仕事を持つように。「副業」から「複業」に
各々が個性を発揮して生きて行けるようになる
お金よりも繋がりが大切な時代になる
今まで作られてきた「型」が崩れ落ちていく
このように、自由で自分らしく生きることが出来るようになる時代を意味します。
2010年代から"フリーランス"という働き方が打ち出されたり、YouTubeで動画投稿することによる広告収入で生活する"YouTuber"など、変わった生き方をする方もここ数年で激増しました。一つ一つ見てみると、自分らしく個性を押し出しているのが分かる事でしょう。
しかしこれまで通りのセオリーを押し通したり、そもそも自分の個性や良さが分からない人はかなり多くいらっしゃいます。学校や社会での教育を通して、良くも悪くも「全員歩調を合わせて歩く」という生き方が主流だったためですね。
占星術目線から考えると、約200~220年のスパンで一つの時代が切り替わるとされています。大きな起点となったのは2020年に流行した「新型コロナウイルス」ですね。考え方次第では、このウイルスの流行は風の時代の到来を象徴する出来事だと言えそうです。
風の時代を生きるヒントは、自分の中にあります。そんな生き方に悩む人たちに力や勇気を与えて、自分らしさを取り戻すお手伝いをnoteの情報発信通してやってみたいと感じたのです。
理由3.生きづらさを感じる人の力になりたいため
私のホロスコープは、太陽星座が蠍座で月星座が魚座です。どちらも水のエレメントを示しており、相手の気持ちに寄り添った行動が主軸です。占いにおいても、広く深く突き詰めていく性質を活かしております。
その中でも、私が特に力を入れたいのが「生きづらさを感じている人達の救済」です。
私自身、健康面が非常に不安定で、敏感さや生きづらさを感じています。それ故に、自然と同じような人達を助けたいという思いが募ってきているのです。
月星座が魚座と書きましたが、魚座は性質として「枠から外れてしまった存在に救いの手を差し伸べる」という意味もあります。これは占星術と出会う前からあった欲求だったのですが、自分の事をよく理解した結果、ますます助けてあげたいという欲求が強くなりました。
最終的に作りたいイメージとしては、「心が荒んだ人達が落ち着いて休息できるような、オアシス的な空間の形成」を目指したいです。
その前身としてまずは自分の意見を発信して、少しずつ活動範囲を広げて実現を果たそう、と考えております。
「頑張らなくてもい」「自分らしく生きていく」「ありのままの自分を受容する」そんな世の中が実現出来ることを胸に、noteを始めてみました。
理由4.現在活躍している人と繋がってみたい
最後は純粋に、様々な人との繋がりを持ちたいためです。特に私と同じ繊細な方や、占星術に興味がある方、そして「あ、この人面白い!」と直感的に思った方との交流は深めていきたいです。
ホロスコープで言うと、私は7ハウス(対人関係・パートナー)に土星(堅実・試練・成長)が入っています。対人関係が苦手なのはこれが影響しており、更にアセンダントに対して土星がオポジション(180度)を組んでいるため、対人関係に関しては特に鍛えていく必要があるのです。
体調の関係で実際の対話が難しく、また通話となると相手の言うことがすぐに理解出来なかったり思考がぐちゃぐちゃになることもあるので、苦手意識も加速しています。
ですが、こうして文章に起こして自分の考えを述べると、自分の思ったことをすんなり伝えることが出来ると分かってからは、積極的に文字媒体で思いを綴るようになりました。
人と繋がりたいという欲求は確かです。元々人と話したり、人の話を聞いたりするのは好きです。自分から話すということはあまりなかったのですが、心が充実感に満たされるんです。
noteでは様々なコンテンツと出会うことができ、コメント通して繋がることも出来るので、機能を理解して使い倒してみたいと思っています。
終わりに
私の体は、健常者でも障害者でもない、常に揺らぎの中にあります。時には体を動かすのも辛くて、苦しい一日を過ごす事もよくあります。
こんな体に生まれたのも意味があると思っているので、私はこれを受け入れて今後も活動していきます。良くも悪くもこれが私ですし、せっかくなら人生楽しく生きていきたいですからね!
長くなりましたが、ここまで見ていただき本当にありがとうございました。