23年5月25日 品川港南100人カイギVol.8 振り返り
みなさん、こんにちわ。5月25 日に「品川港南100人カイギ」の第8回目を開催しました。今回も 品川駅港南口の人気コワーキングスペース リブポート品川にて、前回に続きリアル開催!とZOOMでのオンライン配信のハイブリッド形式で開催しました。
ご参考)リブポート品川 〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル2F
TEL:03-6810-3043 営業時間 月~土 7:30~23:30
後で振り返りができるよう、記録に残しておきたいと思います。(一期一会を楽しむために当日動画のアーカイブはしておりません…)
品川港南100人カイギVol.8の5人の方々
今回のVol.8 では、以下の5人の方々にご登壇いただきました。
1人目:木佐 壮一さん:Similarweb Japan(株) 営業責任者
Similarwebは、デジタルマーケティングに関わる人なら、「できることなら自社に導入したい!」という究極のツールのひとつ。
イスラエルで生まれたこのツールは、TV視聴率のような統計手法により、世界中のあらゆるサイトのトラフィックデータを把握し、競合、市場、マーケティングチャネルの分析を行うことができます。その日本法人の営業責任者が、今回登壇した木佐さんです。
大学卒業後、数社を経て同社に勤務している木佐さんは、最初に就職した会社が品川港南口にあること、そして現在はこのエリアに居住していることがつながりとなり、今回の登壇に至りました。
このnote上では画面共有することはできませんが、当日木佐さんからは、コロナ禍が各業界にどのような影響を与えていたか等のテーマを、Similarwebにより、様々な角度からWebデータをダッシュボード化(グラフ化)した分析をご紹介頂きました。
Webサイトを通じて、競合、市場、顧客の動向を分析し、自社のマーケティング、競争戦略構築に役立てたいと思う方には、木佐さんをおつなぎしますので、品川港南100人カイギ note&SNSアカウント迄,ご連絡ください!
2人目:渡辺 宏紀さん:品川シーズンテラス株式会社 総合管理事務所
品川駅港南口には、2015年に竣工された32階建てのオフィス・商業複合ビルと3.5ヘクタールの広大な緑地を一体的に整備している「品川シーズンテラス」があります。低層部の商業ゾーンには、前面に広がる緑地環境を活かした店舗が集まり、四季折々のさまざまなイベントが行われ、多くのワーカーや周辺住民にとって快適で魅力ある空間となっています。 https://shinagawa-st.jp/event/
その品川シーズンテラスにて、「オンがあっても、オフがない」というイメージの品川港南エリアを、品川で働くこと・品川に住まうことが、もっとわくわく・楽しく・心地よくなることを目標にし、エリアマネジメント活動を行っているのが、今回2人目に登壇した渡辺さんです。
今や品川駅港南口の象徴的イベントであり、地域住民と一体となり推進している「品川ハロウィン(通称 品ハロ)」、ワーカーの満足度を高める「横丁テラス」「品川アウトドアオフィス」、地域住民、ビジターへの価値提供としての「品川オープンシアター」「イルミネーション」等多種多彩な企画運営を行っている渡辺さんから、今回は特に品川ピカピカプロジェクト略して「品ピカ」についてご紹介いただきました。
2015年7月に僅か6人で始めた毎月1回(基本的に第4火曜日の朝8時~8時半)、品川駅港南口を清掃する取り組みである品ピカは、2023年5月現在では通算98回(内33回中止)、参加者も1回当たり80~100人、延べ参加者3,500人を超えるまでになっています。清掃時のグループ分けをシャッフルすることで、企業や住民の枠を超えた交流を促進し、エリマネの目的である「品川で働くこと・品川に住まうことが、もっとわくわく・楽しく・心地よくなること」へ近づくことを目指しています。
今年から、品川港南100人カイギ キュレーターも参加しています。皆さんもご参加してはいかがでしょうか?
3人目:岩谷 まさしさん:「未来工場の安全」~日本精工㈱
3人目は自称「安全マニア」、品川エリアに本社を構えるベアリングメーカにて、労働災害防止を通した安全・安心な工場職場づくりに携わっている岩谷さんにご登壇頂きました。
15年ほど前に、設計エンジニアとして安全に触れた契機となり、その後は安全が趣味に、気づけば趣味が仕事になってしまったそうです。
今回岩谷さんには「未来工場の安全」についてご紹介いただきました。
10年前にIoT(モノのインターネット)技術をバックに、ドイツ工業会が宣言し、世界の製造業に一大ブームを巻き起こした第4次産業革命が、今後のスマート工場の安全にどのような影響をおよぼすか、マニア視点で未来像を紹介いただきました。
第4次産業革命では、センサー・通信、AI、協働ロボット等の活用によりモノのインターネット化が進み、データが現場で見える化できるようになります。こうしたデータの蓄積により、仮想空間で実経験不要で行動を最適化することができるようになります。このいわゆるサイバーフィジカル(仮想と現実)の導入で、未来スマート工場では労災リスクに対抗できるようになるそうです。「未来工場の安全は、これから進化します。」と熱弁を締めくくった岩谷さんでした。
4人目:渡辺 雄一さん: オービックシーガルズ習志野スポーツクラブ理事/事務局長/おさるコーチ
4人目は,品川駅港南エリアに在住の渡辺さんです。渡辺さんは、知る人ぞ知る日本アメリカンフットボール界のレジェンド。国内のトップチームの一角、オービックシーガルズで2015年まで19年間選手として活躍し、6度の日本一を経験。その間日本代表としてアメリカンフットボール ワールドカップに2回出場。さらに2003年から3シーズン、アメリカのインドアプロフットボールリーグAFL参戦、と輝かしい実績をお持ちです。
2013年に、そのシーガルズがスポーツ活動を通じて地域に根ざすコミュニティをつくり、チームが持つノウハウを、本拠地である千葉県習志野地域のあらゆる世代に活用いただき、地域に役立つことを目的にした「一般社団法人オービックシーガルズ習志野スポーツクラブ」を立ち上げました。現在渡辺さんはその事務局長をしています。
同クラブでは、アメリカンフットボールに関する活動だけではなく、親子、企業・団体で参加し、楽しむことができる「ならしのスマイルラン」、「大人を元気に!」をコンセプトに、オトナがスポーツで遊ぶ日「オトスポ」等に取り組んでいます。
その中でも、渡辺さんがアメフトのトッププレイヤーであった経験を活かし、取り組んでいるのが、フラッグフットボール (アメフトの試合展開、戦略性はそのままに、防具無し・タックルの代わりにフラッグを取るスポーツ)の小学校訪問事業を通じて、子どもたちの”こころとからだ”を育てる取り組み、「きてきてアメフト先生」です。
この取り組みは渡辺さんが現役だった2002年に始まり、これまで千葉県の小学校を中心に、合計300校以上を訪問しフラッグフットボール指導を行ってきました。実際に小学校を訪問してみると、想像以上に小学生の運動能力低下と離れという現実に直面したそうです。
そのため、現在はクラブ単体の取り組みとしてではなく、各地域・各種のフットボール協会・連盟や、市町村の公共団体と連携し、運動習慣化・教育的価値の高いフラッグフットボールを、全国に活動を広げる横断的プロジェクトとして推進しています。
2028年米国ロサンゼルスで開催されるオリンピックにおいて、フラッグフットボールが正式競技となることを見据え、2025年目標として掲げた全国300校での「きてきてアメフト先生」開催を達成すべく、渡辺さんは日夜取り組んでいます。
5人目:よしけんさん 「よしけんの“会社に依存しないキャリアを創る”塾」 の塾長
5人目は、港南エリアにお住みの、よしけんさん です。 「自分の未来を自分で創ることが出来る人をひとりでも多く輩出する」 というミッションのもと,アラフィフ世代の「会社依存脱却」を塾を運営しています。
日本最大手鉄鋼メーカーからキャリアをスタートし、携帯キャリア、広告代理店、起業を経て、ご自身の塾を経営するよしけんさんは、
という教えをベースに、これまでの日本のビジネスマンの典型的な「一社完結のキャリア・プランニング」から脱却し、45歳をターニングポイントに「2ステップキャリア・プランニング」を開始し、少なくとも55歳までに準備を完了する人を増やすことに、取り組んでいます。
では具体的には何をすれば良いのでしょうか?よしけんさんが、塾生に教えているのが「自分の寺子屋を持つ=テラコヤビジネスを立ち上げる」というものです。自分を知る、自分の価値を知る自分を知るプログラムを一人ひとりに徹底的に行い、世の中にある誰かの知恵で勝負するのではなく、個人の生きていく自信を持てるようにします。
そして
・本業で給料いただきながら複業立上げ
・複業をじっくり成長させる
・いつでも本業を辞められるようにする
・辞めたい時に辞める
ことを可能にしていきます。
よしけんさんの「『テラコヤビジネス』の立ち上げ方」はこちらからダウンロードできます。そしていつでも門戸を開いています。よしけんさんにご相談したい方は、まずはアクセスしてみてください!
最後は記念の『100人カイギポーズ』で締めくくり
今回は残念ながら グラレコ奈美さんが、ご出席できなかったため、グラフィックレコーディングのご披露はできませんでした。
しかしその分、「時代は変わっても、気合入れてガツンとやっていかないとダメだ!」というよしけんさんの熱弁等、5人の登壇者と10数名の参加者のセッションが盛り上がりました。
またオンライン参加の方から、品川港南エリアでの生活についての質問を頂いたこともあり、登壇者から、品川港南住民・在勤の視点でのコメントもいただきました。
最後は『100人カイギ』の定番の記念写真ポーズで締めました!皆さんの充実した表情をご覧ください。この盛り上がりの勢いで、品川港南100人カイギとしては初の「2次会=カイギ後の飲み会」を品川駅港南口の居酒屋で実施しました。12名の方が参加、軽く一杯1時間程…と思っていたら、2時間近く会は盛り上がりました。今後も可能であれば、2次会も実施していこうと思います。
最新情報は引き続き 品川港南100人カイギfacebook等にアップしていきますので、チェックをお願いします!
追記:品川港南100人カイギでは、新規キュレーターを募集しています
・紹介したい登壇者候補が多数いる
・当日の進行、司会などを手伝ってみたい、やってみたい
・SNSでのイベント告知活動をやってみたい
・開催報告のnoteを書いてみたい
・何は無くともキュレーターとして参加したい
…そんな方はぜひ 品川港南 100人会議アカウント 100shinagawa.konan@gmail.com
迄ご連絡ください‼