世界一周6カ国目:中国_香港備忘録~治安は良いけど民度が低い~
どうも、しなーです!私は金持ち社長に連れられて世界一周をしている29歳男性です。オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムを経て、現在は香港を散策しております。
香港は元イギリス領の土地であり、現在は中国に返還されて中国の一部となっている土地です。
中国本土と異なり自治権があるため(期間限定ですが)、中国ではありますが中国とは異なるルールで自治体の運営が成されています。
例えば中国本土だと入国にはビザが必要ですが、香港は日本パスポートのみで入国が可能だったりします(2023年7月現在)。
本当は上海と北京に向かう予定だったのですが、2023年からVISAの要件がかなり難しくなったので、変わりにということで香港を訪れることにしました。
100万ドルの夜景で有名な、中国とは異なるルールで運営された中国。果たして一体どんな土地なのでしょうか。
早速レビューしていきたいと思います。
【第一話:世界一周旅行に行くことになった理由】
【前回:ベトナム編】
一日目:ハノイより香港へ
金融都市の癖にタクシーは現金なので注意
空港に付いたらまず悩むのが、どうやって空港を脱出しようという部分。
タクシーを使うのか、電車使うのかバスを使うのかで悩むと思います。
我々は基本Uberかタクシーを利用しているのですが、結構タクシーは現金しか使うことができないものです。そして香港のタクシーも例に漏れず、現金しか使うことができません。
香港といえばシンガポール同様金融で有名な都市のはずなんですが、現金しか使えないのは一体どういう了見なのでしょう。
タクシーでクレカ使えないのホント不便なので、全世界でどうにかしてほしい。
Uberを呼ぶにはP1というところに行く必要あり
タクシーは諦めてタクシーを呼ぶことにした我々。
しかしながら、香港はタクシーを呼べる場所とUberを呼べる場所が全く違うのでご注意ください。ガチで真反対の方向にあるので、間違えてタクシー乗り場に行くと痛い目見ます。
P1という看板があるので、そちらを目指してガンガン進んでください。そこにUberを呼ぶことが出来ます。
香港中心部までUberで大体30分~40分程度でいけます。
セブンがあり、日本製品結構売ってる
香港にはセブンイレブンが大量にありまして、日本製品が結構売ってます。
それこそどん兵衛とかのカップ麺も売ってますし、角ハイボールみたいなお酒も普通に売ってます。
日本食が欲しい!という要望がある人は香港なら困らないと思うのでご安心ください。
あと何故か香港のコンビニはレジ前にコン○ームが堂々と販売されてます。
なんなんでしょうか。ついで買いするぐらいには日常の必須アイテムなんでしょうか。
二日目:街を探索
女人街を観察
香港の有名なスポットとして女人街と男人街という場所があります。
名前の通りの街ではなく、安物の服とか財布とかが売られた地域になっています。
正直特段ここで売っている服とかには興味がないのですが、観光スポットらしいので行ってみることに。
若干その2つは離れているので、今回は女人街のみ探索しました。
感想としてはTheパチモノ市といった感じ。
やすかろう悪かろうなんだろうなという商品や、明らかなパチもんがそこらに売ってます。
ガツガツ交渉して安く服を手に入れたい!とかって人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお本番は夜らしいので、もっと活気のある女人街を見たい方は夜に行くのをおすすめします。
※昼でもやってますが、大分スカスカでした。
フェリーを利用して100万ドルの夜景へ
百万ドルの夜景を見るためには、まずは香港島という香港の下側にある街に移動することから始まります。陸路でも行けますが、我々は海路で行くことにしました。
確か1人数百円ぐらいで非常に安く乗車できます。
トローリーで山頂へ
香港島に移動した後はトローリという路面電車みたいなのに乗って山頂の方に向かいます。オンラインで購入でき、このトローリと到着した先にある展望台に登ることができます。
これを使わないで登ることもできますが、せっかくなのでこちらに乗車してみました。
しかしまぁここら辺で国民性が出ると言いますか、香港の人達めちゃくちゃ押しまくってくるしめちゃくちゃ割り込んでくるんですよね。
我先にという言葉がこれほど似合うことが有るんだろうかってぐらいには押してきます。結構イラッと来ますが、社長曰く上海とかはもっと酷いとのこと。何となく想像が付きます。
あと普通に改札を素通りしたりする人がこの時見ただけで5~6人ぐらい普通にいました。謎に店員さんの横に陣取ってるやついるなぁと思ったら、他のお客の対応で目を話した隙に通り抜けてくんですよね。
失礼ながら「あぁ中国に来たなぁ」って感じでした。
この短い滞在期間でこれなので、日常的にこんなんが発生しているんでしょうね。「サービスにはしっかり対価を払うべき」と考えている人間なので、これを気軽にする感じが正直めちゃくちゃ嫌いでした。
こちらの押し合いを制し、道中にあるビルを登り切ると100万ドルの夜景に到達できます。
100万ドルの夜景
こちらが頂上からの眺めになります。
中々に壮観です。
が、正直に言うと僕的には写真の方が綺麗に映えていて、肉眼より写真で見たほうが綺麗に写ってました。
100万ドルっていいますが、ドルでも米ドルじゃなくて香港ドルがふさわしい綺麗さかな。といった感じ。ここにたどり着くまでの大変さを考えると、ちょっと100万ドルと手放しで称賛は出来ないかなという感想です。
友人がもし「100万ドルの夜景を見たいから香港に行きたい!」と言ったら止めると思います。
日本に帰ったら是非北海道の方の百万ドルの夜景も見てみて比較したいものです。
ちなみに100万ドルの夜景からの帰りもトローリを用意していたのですが、あまりに並んでいたのでバスを利用しました。
バスの座り席はめちゃくちゃ並びますが、立ちを選択すればサクッと乗ることができます。
ただねぇこのバス死ぬほど揺れが酷くて、とんでもないぐらい酔います。
私はこの時リバース直前ぐらいまで行ってたので、酔いやすい方は本当に気をつけてください。スマホなんか絶対に見てられないぐらい酔いますよ。
豆知識:香港を歩く時は室外機に注意
香港を闊歩していると、晴れてるのに水が滴り落ちているという現象が起こることがあります。実際、下の画像のように道がビッチャビチャになっていることが多々あります。
ちなみにこの日は快晴で、雨粒一つ降っていません。
というのも香港ではエアコンの室外機が壁に設置してあることが多く、その室外機の水がポッタポッタ落ちてくるんですよね。
こいつらベランダ知らないのか……?
と言いたくなりますが、どうやら香港ではベランダを作ると固定資産税だかが上がってしまうらしく、作らない建物が多いとのことです。
そしてベランダが無いということは、室外機を置くスペースがないということで、そのため香港ではこんな感じで外の壁に固定されていることが多いです。
なので街中でポッタポッタ水が滴り落ちて来るわけです。
それで良いのかよ……という感じですが、香港ではそうなのです。諦めましょう。
三日目:この度の最初の難関、インドへ旅立つ
空港でVISAに関して揉める
三日目は特段何をするということなく、インドのニューデリー空港へと旅立つため空港へ。
僕らはe-VISAというオンラインで申請できるビザを持っていたので問題なく出発できるかな?と思いきや、香港の空港で大分揉めることに。多分40分ぐらいは揉めて窓口塞いでたと思います。
詳しくはインド編にて記載するので、そちらを御覧ください。
ちなみにネタバレになりますが、僕はインドで風を引いて大変なことになったので、インドは二度と行きたくねぇなと思わされた国の一個だったりします。
総評
また行きたい度
★☆☆☆☆
香港大好きな方には申し訳ないですが、また行きたい度は過去最低の★1です。恐らく今後二度と行く機会は無いかと思います。
なんで低いかと言うと理由は大まかに5つあって、
物価が日本の1.5倍程度でちょっと高い
香港的な街を見たいならシンガポールやドバイ、何なら東京が選択肢に入る
観光名所が特段無いし遊ぶ所もない
10年後や20年後に発展している未来もない
治安は良いけど民度が悪い
というものです。
100万ドルの夜景以外には殆んど何もなかったなぁという印象です。
民度もあんまり良く感じませんでしたし、また行きたいなぁとは全く思わない街でした。
インドネシアとかベトナムは20年後とかに訪れたら面白いかも、とは思うのですが、香港は多分ほぼほぼ今のままでしょう。マカオに行くのでもない限り人生で2回行くことは無いので、★1とさせてもらいます。
ただ、交通インフラは結構便利
街中を見る際、地下鉄やバスはしっかり張り巡らされている印象でした。渋滞も私達が滞在した時は殆ど発生しておらず、車での移動は快適でした。
直前に居たのがジャカルタやハノイなどの渋滞大国だったので、めちゃくちゃ楽でしたね。目的地までの移動手段には困らないと思います。
かかった費用
ガイドが無かったのでやや安く抑えられましたが、やはり宿泊代は結構高いですね……。日本であのクオリティだったら、おそらく2人で6万円ぐらいだと思います。
まとめ
というわけで以上が香港編でした。
次回はこの旅で最初にして最大クラスの難関、魔境インドになります。
噂通りやっべぇ街だったので、レビューしていきたいと思うのですが、怨嗟の声しか出せなくなりそうで中々怖いです。
が、是非次回も御覧ください!
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【次回:インド編】
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