何気無い言葉でプライドが傷つく男性
「普通に会話していただけのはずなのに、相手が不機嫌になってしまった、怒ってしまった、ショックを受けてしまった」
なんて経験はありませんか?
実は、あなたの何気無い一言で、男性が傷つくというのが、よくある話なんです。
後ほど解説していきますが、これは男性と女性の心理的な特徴や構造的に仕方のないことです。
ですが、それを理解し、気をつけるだけで対処することは可能です。
今回は、そんな会話での気をつけるべきことを解説していきます。
「会話」に対する男女の認識の違い
まず、そもそも潜在的に、男性と女性では、会話というものはこうであるというのに認識の異なりがあります。
○女性の場合
会話は、共に話し合い、問題を解決するための一つの手段であり、気持ちを共有し、わかってもらうことが大事
→共感してもらいたい、わかってもらいたいのが一番、それによって問題が解決できればなお良し
○男性の場合
会話とは、ある種の戦い、闘争の一形態と捉えている
→攻撃的になるが故、言われたことを批判と捉えたりしてしまう
と、このように男女ではそもそもの違いが潜在的にあります。
これにはホルモンが影響しており、男性ホルモンの一種である「テストステロン」は、攻撃性・闘争心の源になっています。
必ずしも、上記で述べたことが剥き出しになるわけではありませんが、このようにホルモンといった身体の仕組みや影響がある以上、ある意味では仕方のない部分であると言えます。
会話のすれ違いが起こる例
ここで、タイトルの回収になりますが、例えばあなたがもらったプレゼントや行った場所(レストランなど)、見たもの(映画など)、男性が選んでくれたものに対しての言葉が、男性にとっては自分自身への批判であると捉えてしまうことがあります。
これによってプライドが傷ついたり、ショックを受けたり、逆に怒ってしまうなんてこともあったりします。
でも、このとき女性側としては、共感して欲しかったから言っただけなのに、と腹を立てるパターンになってしまうなんてことになり得るのです。
別の記事でも解説しますが、「マズローの欲求階層説」というものがあり、それによれば、男性は「尊敬されたい・認められたい」という承認欲求が強く、女性は「みんなと同じでありたい」という親和欲求が強いという傾向にあります。
このように傷つきポイントが違うことから、何気ないことでも喧嘩になってしまうわけですね。
相手のことを配慮しつつ、会話していこう
まず、ここまで読んでいただいたものをしっかり理解しているかしていないかだけでも全然違います。
この傷つきポイントを避けるように会話するだけでも全然違います。
上記の例では、ただ最初から感想を言うのではなく、最初に相手を立てた上で、自分の感想を言えば、喧嘩にならなかったかもしれないですね。
上記に述べたように、この心理学的な部分が剥き出しでいる人ばかりではないかもしれません。
しかも最初の方は、お互いに気を遣ったりするので、そんなことで喧嘩も起こらないかもしれないです。
ですが、お互いの関係に慣れてくると、このような会話のすれ違いは発生しかねません。
そんなときに、これを理解しているかしていないかで大きな差が出てくることでしょう。
この、男性と女性の会話の認識の違い、傷つきポイントというのは、しっかり覚えておいてくださいね!
〜まとめ〜
・男性と女性では、会話に対する潜在的な認識が違う
・男性は「承認欲求」が強く、女性は「親和欲求」が強い傾向にある
・お互いの傷つきポイントを理解した上で、関係を深めましょう