揉め事の原因は考え方の違い
以前の記事でもお伝えした通り、会話において、男性と女性では認識や傷つきのポイントが違うというお話をしましたが、今回はそれをもっと広げたお話になります。
以前の記事はこちら↓
会話だけでなく、男性と女性では考え方の軸が異なっています。
これは、心理学上でも明らかになっているものです。
この記事では、その考え方の違いを、「マズローの欲求階層説」をもとに、解説をしていきます。
マズローの5段階欲求
マズローという心理学者は、人間は自己実現に向けて成長するという理論を提唱し、それを5段階の階層に分けました。
この図のように、人間の欲求はこの5つの階層に分かれていて、これの一番下、⑤の生理的欲求から順に満たしていくと言われています。
単純に寝たい、食べたいなんてのはいつでも思うことですし、安定した安全な生活を送りたいというのはごく自然なことです。
逆に、自分の夢を叶えたい、実現させたいというような人を見ると、「意識高いなぁ、すごいや。」ぐらいに思ったりしませんか?
図だけ見るとわかりにくいかもしれませんが、このような階層があって、それを下から満たしていくというのも、このように説明すればイメージはすぐ着くかと思います。
男性は「承認欲求」、女性は「親和欲求」が強い
この欲求階層でいくと、以前の記事でも解説した通り、男性は承認欲求が強く、尊敬されたい、誰かに認めてもらいたい、優れている自分でありたいという思いが強い傾向にあります。
そのため、プライドが高く、闘争心も高めであることが多いです。
なので、何気無いことでも批判と捉えたりして、反発してしまうことがよくあります。
逆に女性は親和欲求が強く、みんなと同じでありたい、誰かのそばにいたいという思いが強い傾向にあります。
そのため、協調性が強かったり、流行に弱かったりする傾向にあります。
なので、わかってもらえなかったり、共感されなかったりすると傷つくことが多いのです。
男女の特性を理解した上で関係を深めよう
ここまでくれば、どうすれば良いかはお分かりですね?
男性には褒めてあげたり、認めてあげたり、労ってあげること。
女性には共感してあげたり、わかってあげたりすること。
このようなことが大事であると理解した上で接していくのが一番いいんです。
これが分からないままだと、何で相手が怒っているのか、何で相手が不機嫌なのかがわからないまま進んでいくことになってしまいます。
男女、お互いに良好な関係にしていきたいのであれば、このようなことは理解しておくことは大事です。
そうすれば、万が一喧嘩になってしまった場合でも、仲直りするのはきっと早いはずです。
相手のことを慮って、いい関係を築いていってくださいね!
〜まとめ〜
・人間には、5段階の欲求階層がある
・その階層で、男性は承認欲求が強く、女性は親和欲求が強い
・男女お互いのことを理解した上で、良い関係を築こう