裏門を見つける3つの方法【自己開示編】
ここまで、「裏門」に関して、「観察」と「質問」に関して解説してきました。
相手へのアプローチとしては、現段階で形を為してはいますが、今回学んでいく「自己開示」を加えることでその方法も完結し、より磐石なものになります。
ここまでマスターすれば、相手の裏門を叩くことはスゴく簡単になります。
しっかりものにして、相手との距離を縮めていくことに役立てていってください。
それではいってみましょう!
裏門を見つける方法〜自己開示〜
ここまでやってきた「観察」と「質問」で相手の出方を伺う体制は整いました。
でも、これだけでは、何か不安要素がある気がしませんか?
そう…
「相手のことを観察して質問するなんて、なんか一方的な気がする…」
そんなふうに思えてはきませんか?
そうです。一方的に質問を繰り返していては、相手に圧迫感を与えたり、詮索されている感じがすると不快感を与えてしまいます。
質問の量を控えめにするのも一つの手かもしれませんが、それよりももっと良い方法があります。
それが、今回学んでいく「自己開示」というものになります!
自己開示はこうやってする!
まずは、自己開示を見ていく前に、質問だけのパターンを見てみましょう。
・「〇〇さんは、お一人ですか?」
・「〇〇さんは、何が好きですか?」
・「〇〇さんは、休日何をしているんですか?」
前にも述べた通り、このような質問をし続けると、ちょっと窮屈な感じがしますよね…?
では、ここで自己開示を加えたパターンを見ていきます。
・「今日、友達に誘われてきたんです!〇〇さんは、お一人ですか?」
・「私、鍋が好きなんですけど、〇〇さんは、何が好きですか?」
・「私、休みの日はよく映画観ます!〇〇さんは、休日何をしているんですか?」
この太字の部分が自己開示になります。こうしてみると、さっきの窮屈感が亡くなった感じがしませんか?
自己開示とは、読んで字の如く、自分をさらけ出すというものになります。
相手に質問をして詮索されている感を持たれる前に、自分のことを表に出すことで警戒心を解く効果があります。
上記のように、自己開示+質問で繰り出すのが良い方法です。
相手の守りが固かったり、何を考えているか分からないときは、自分のことを織り交ぜて話しかけてみましょう!
上記のような世間話のようなものでなくても、失敗談や明るくてネタになりそうな愚痴、好きなものの話をしてみる方がベターです。
自分をさらけ出せば、相手も安心する
この方法の良いところは、自分から「聞いてくださいよ!」と心を開くことによって、相手が「わざわざ自分に心を開いて話してくれている!」と、安心し、相手も心を開いてくれるようになります。
この自己開示のポイントは「話を聞いてほしい」のではなく、相手の裏門を探すためにしているというのがポイントです。
話しかけるのを諦めずに、相手を楽しませようとして話すだけで、無口だったり無反応だったりする人でも、「あれ?他の人とは違うな…?」と感じるようになります。
また、無口な人が一度心を開くと、それが裏門だったりすることが多いです。
人は、相手が先に自分を見せてくれると、安心して自分を見せられるようになります。
心を開いてもらいたい人には、先に自分を見せるように心掛けていきましょう!
そうすれば、意外な反応があるかもしれませんよ?
〜まとめ〜
・ただ一方的に質問するだけでは、圧迫感がある
・自己開示+質問で圧迫感を無くしていこう
・自分をさらけ出せば、相手も安心して心を開いてくれる
・話を聞いてほしいではなく、裏門を探しにいく
・心を開いてほしい場合は、まず自分から!