ニュースでみる法廷の舞台裏を解説!裁判傍聴の魅力
今回は色々な裁判を傍聴している私が東京地方裁判所を例として
分かりやすく解説します。(ほとんどの裁判所は同じ仕方で傍聴出来ます)
傍聴は誰でもできる?
裁判の傍聴をイメージすると事前に申請をしなければならないイメージを
持つ人もいるかと思いますが、実は
事前申し込み不要で誰でも傍聴出来ます
年齢制限も特にないので、夏休みなどには多くの中高生が傍聴に訪れています。自由研究にもおすすめです。
傍聴までの流れ
まずは裁判所に入ります。緊張するかもしれないですが勇気をもって入りましょう。
裁判所によって手荷物検査を受けます。(東京地裁はあります) 金属探知機とX線検査があります。空港の手荷物検査と同じ感じです。持ち込み禁止物については後ほど説明します。
傍聴する裁判を決めます。その日の裁判が雑誌のように紙に書いてあったり、モニター画面で見られたりします。1日数件しかない裁判所もあれば東京地裁のように何百件もある裁判所もあります。当日行ってみないとどんな裁判があるか分かりません。ちなみに東京地裁で1年間で4万件近くの民事訴訟があるそうです。有名な裁判は傍聴券が必要になります。夏休み中は開廷時間前に並んでいることもあるので早めに並んでいたほうがいいです。特に東京地裁などの大きな規模の裁判所では、夏休み期間の刑事裁判は小さい事件でも満員になります。10分前に行くのが無難でしょう。
法廷に行きます。先ほど説した紙やモニターに法廷が書いてあります。101や503のようにマンションと同様な号室のつけ方です。従って3階の法廷の場合は30○になります。
以上が傍聴するまでの流れです。
注意点
・はさみやカッターなどの凶器になり得るものは持ち込まない
・裁判所の敷地に1歩でも入ったら録音や写真撮影をしない
(メモを取るのはOK)
・はちまき、ゼッケン、たすきなどを着用しない
・旗やヘルメットを持ち込まない
・大きな声で喋らない
・職員の指示に従う
・傍聴するときに立ち見はしない
(満席の場合は外で空きを待つかあきらめましょう)
・法廷内はスマホの電源を切る
持ち物
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