レーザーを使って路肩からの転落を予知する
旧友の池上さんと力をあわせ、下記を試作しました。
https://www.youtube.com/watch?v=jb0H-rIhZd4
視覚障害者が転落するときのリスクは衝突のリスクより10倍はヤバイです。怖いです。
夜盲症の人は、暗いところがわからないので、懐中電灯を使って歩くのですが、それでも路肩から落ちてしまいます
存在するものを見つけるのは容易だけど、下り階段や穴など、存在しないものを見つけるのは難しいです。普通の deep learning では無理です。
世の中にないなら作ってやろう、というわけでホームなど、路肩を検出するデバイスを試作してみたわけです。
ここで使っているレーザーセンサーはlidarとよばれるもので、自動運転やロボットのために普通に使われています。
。
回転ガタのセンサーが1万円台で売られていたので購入して、旧知の池上さんにソフトを書いてもらいました。
ドライバはメーカーが用意してくれているので、その出力を処理してアラート音に変換するわけです。
工夫すれば、センサーと マイコンと 電池をまとめて、タバコの箱をひとまわり小さくした形にまとめ、首からぶらさげるようにできそうです。
原理が確認できたといって、。このような装置が世の中に広く使われるようになるかどうかは、まったく不明です。
いろいろ出て来る支援のアイデアは 「○○という技術を使えば××という問題が解決できる」 という技術先導で進められます。
ニーズにもとづいていないか、ニーズの一部しか充たしていないため、普及しません。
さて、この装置の将来はいかに?