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コード化点字ブロックが広まらない理由

コード化点字ブロックとは、点字ブロックのタイルに光学的なマークを貼り付けて、それをスマホのカメラでとらえて音声で情報を伝えるものです。

公表されているものとして3種類あり、いずれも特許出願されています。

たとえば下記の記事がよくサマライズしています。
https://menokoto365.jp/3503/

3番目のパンダナビというのが私が自費で開発したもので、一番新しいものです。他の2件は、晴眼の人たちが業務あるいは研究の一環として開発したものです。

この3件、すべて普及しないと、予言・断言・します。

私は、かれこれ50万円弱費やしたので、とりわけどこに落とし穴があったのかの分析には真剣です。

「技術にこだわるばかりに、社会実装にむけての架台、とりわけ予算措置についての考察が甘かった」です。

点字ブロックのマークを読み取りながら白杖で歩く人は1日に何人いるだろうか? その人たちだけのために、1つの駅に、ちいささめの駅であっても、何十万円もかけて敷設することが、市民の理解を得られるであろうか。

わざわざスマホで読み取らなくても、代替手段はたくさんあります。

人口減少にともない、インフラ予算はきゅうくつです。点字ブロックにマークをつけることより優先すべき投資先はやまほどあります。

その他、インフラ凍死をともなう障害者の移動支援に関する提案はつぎつぎに出て来ますが、ほとんどが絶望的でしょう
踏むと音が出る点字ブロックや、Bluetoothで信号の状態を知らせる信号機とか、。

道を歩くときの困難さはいっぱいあります。それぞれの困難さに対して、それぞれのアプリを起動する? しないよね。

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