ハンバーガー屋さんの漫画の話 Vol.2
オス、みんな漫画読んでるか?(挨拶)
先月末辺りからやたらと漫画を買い込んでいて、とりあえず読んでいます。
『あせとせっけん』
あまい。えっち。純愛モノで嫌な奴が出てこないラブラブものはイイですね。
歳のせいか学園モノよりも好んでサラリーマン/OLモノを読んでしまう昨今なのですが、群を抜いて好き。
麻子さんかわいい。こりすちゃんかわいい。涼村さんかわいい。
まだ五巻までしか読めていないので、空いた時間で既刊を急いで読みたい。
内容を問う漫画ではなく、ひたすらにイチャイチャカップルを愛でる作品ですね。
最近の漫画では珍しい気がするんですが、付き合ってからの話を延々するタイプの漫画。
エロの少ない『ふたりエッチ』みたいなヤツ。
全然違うはずなのに、すごい高橋しん先生の絵を見ているのような気持ちになれるところも新岡ポイント高めです。
『異世界おじさん』
マッハで既刊を読み終えました。
大好き。
SEGA愛の重いおじさんが17年の異世界冒険を経てYouTuberになる話。
17年異世界で冒険している間おじさんは現実世界で昏睡状態!せっかく現実に戻ってくるも、おじさんの愛したSEGAはハード戦争で敗北していて……
というあらすじ
。
なんの話だよって感じだけど実際そういう話だから仕方がない。
あー、コレやったなーとかちょくちょくSEGAの思い出を刺激される点も新岡ポイント高め(ただし僕はSONY派)なんですが、なにより女の子のキャラデザとファンタジー設定の丁度良さが好き。
別に『ダンジョン飯』とかみたいなガッツリした設定ではなくすごいふんわりした設定なんだけど、「コレコレ!コレでいいのよ!」っていう丁度良さ。嬉しい。深夜に食べる日高屋の安心感に似ている。
おじさんがオタク的に浦島太郎になっているという点だけ無駄に設定がしっかりしていて、そっちを深くするのかよというツッコミができるところも素敵。
『大ダーク』
林田球節が嬉しい。
相変わらずポップに内臓が出るところやサクッとポップに人が死ぬとこ、あとはめちゃくちゃに凝った装丁が大好き。
高校生活は『ドロヘドロ』で形成されていたと言っても過言ではない新岡ですが、三十過ぎても林田球作品が読めているのが嬉しい。
そういえば前の前のクールは『イエスタデイをうたって』やら『ドロヘドロ』がアニメ化されたりと往年のサブカルおじさん向けの作品があったのが嬉しかった。
若かりし頃の自分に言ってやりたい。
お前三十過ぎても全然キモオタやってんぞってね。
『バビロンまでは何光年?』
道満晴明先生といえば、シュールギャグやナンセンスやエロやエロやエロと映画ネタですね。
『性本能と水爆戦』で知り、それからちょこちょこと買い集めていたわけですが、こいつは出てから結構放置しちゃってました。
気がついたら星雲賞も獲ってたし、びっくりです。
割と帯に書いてあるワードも好きで、「宇宙・地球・お台場」ってさらっとフィッシュマンズオマージュかなってなってる点が良い。編集者さんの趣味が出てる。
『ヴォイニッチホテル』以降でしたかね、割と長編を書いてくれていたような気がしますが、本作もちゃんと長編!かつ単巻で終わるちょうど良さ。
大長編のドラえもんみたいな感じで宇宙をふらついたり、問題を解決したりしなかったりするところが肩肘張らず読めてGOODでした。
『大ダーク』もそうですけど、宇宙ふらつき系作品ていいですよね。『スペース☆ダンディ』もよかったし、古いのだと『YAT安心!宇宙旅行』も記憶に刻まれています。
小説なら『たったひとつの冴えたやり方』も一応宇宙旅行ものか?
割と上記の作品を踏襲してそうなムードが出ているところも素敵です。
今日び漫画といえばアプリで読めてしまいますし、周りの友人なんかもKindleとかで読んでる率高めになってきているのですが、僕は相変わらず紙で買っちゃう旧世代人です。
所有欲が満たされるのが好きなのかも、、、?
とはいえWeb漫画だってチェックしなければならないものがガシガシ増えてきているので、今度はギャンギャンにWeb漫画の話を描きたいところですね。
さて、今回はこのくらいで。
じゃあの。