ナンパしてこいという先輩は本当にいたのか??
会社の帰り道。
仕事のストレスがすごい時期で、最寄駅に着くとコンビニで板チョコを買い、自転車置き場までの短い距離の間に一気に爆食いしながら帰る、という悪い癖がついていた頃のお話です。
いつものように板チョコを食べながら自分の自転車のところまで歩き、立ち止まって残りのチョコを食べきろうとしているところに後ろからスーツを着た男性が声をかけてきました。
コンビニの中で私を見かけた先輩が誘ってこいと言ったので追いかけてきた。
今から3人で呑みませんか?
とかいう内容でした。
手には板チョコの私。
口いっぱいに板チョコの私。
こんな状態の時に声をかけてきた事にイライラしました。
コンビニからつけてきたというのも気になります。
チョコを買ってむしゃむしゃ食べながら歩いている後ろを、ずっと観察しながらついてきたの??
断ると、
「じゃあ携帯番号を教えて?」と言ってくる男性。
私を見染めたのは先輩なのでは?
なぜおまえに教えなくてはならないのだ?と思った私は
「携帯持ってません」と答えました。
「えー!嘘だー!」とおどける男性相手に
「本当です」と力強く答える私。
男性はあきらめて去っていきました。
なんか嘘くさいナンパ…。
ホントにそんな先輩いたのか?