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【こころがととのう】1つずつ丁寧に
最近は、どれもこれも早さを求めらえるような時代になってきたような気がします。スピード感があることはビジネスやそれ以外の物事にも必要な場面があると思います。しかし、それが全てでもないと思います。
スピード感だけでなく、最近の大人も子供も何かピリピリしているような感覚を私は感じています。もしかしたら、私もそうなっている時もあるかもしれません。いや、実際になってしまっている時があります。自省してみるとそのような時があります。特に仕事の時は…。
そんななか、私は出来るだけ1つずつ丁寧に物事を理解したり進めたい思いが強く、更には心を持った状態で丁寧に扱って生きたいと考えています。雑に進めると、その取り組みそのものも雑になりますし、人とのつながりであればそれこそお互いにとって関係が良くないと思います。折角なのですから、出来る限り丁寧に関わっていきたいですね。
そもそも「丁寧」とは?
「丁寧」の意味と由来
「丁寧」とは、注意深く念入りであること、または手厚く親切なこと。つまり、「細かいところまで注意が行き届く」、「礼儀正しい」という意味があります。
「丁寧」には、古代中国の軍隊で警戒の知らせや注意喚起のために使われた楽器という意味もあるようです。一説によると、「丁寧」は、楽器の名前ではなく擬音語だったのではないかという説があります。楽器音を意味するものだった可能性があるのですが、楽器音が「注意が行き届いていること」を意味するようになったのは不思議です。
類義語
「入念」
細かいところまで行きとどいていて、丁寧な様子のこと。
「周到」
手抜かりがなく、完全に行き届いていること。
「丁重」
態度や接し方が礼儀正しく、手厚いこと。また、大切に扱うこと。
丁寧=入念・周到・丁重
丁寧の類義語の意味のように、【細かいところに配慮し・抜かりが無く・大切に取り扱うこと】がとても大切だと感じました。
例えば、人との係り方に対してですが、「相手の気持ちや立場を配慮し、失礼のないように抜かりなく、相手を大切にするこころで接すること」とあるとなんとも親切で思いやりのある人格になるのではないでしょうか。
物に対しも一緒ですし、仕事についても一緒です。
生き方を丁寧に
私が一番感じて、みなさんと一緒に共感したいことが、【生き方を丁寧にすること】です。自分の時間を大切にしているでしょうか。何かに追われていつも焦っていたり何かに追いやられたり、時には自分が自分を追い込んだりしていないでしょうか。原因は様々ですが、今の世の中の流れがそうなってしまっているのではないでしょうか。その流れに流されず、自分のリズムを取り戻し、自分自身の生き方を丁寧にしていきたいです。
私の場合は、できるだけ自分にとって出来ることを見つけて生きていくこと、頑張ればできることかもしれませんが、それが本当に自分にとってやりたいことなのかを判断すること。自分の時間を作ってゆっくりと思考を巡らせて自省していくこと。仕事においても、出来る限り自分のできることをエラーなく進めること(もちろん、スピードも求められるので、ちょっとしたミスなどはありますが、できるだけ相手の時間を奪わず、迷惑をかけないように配慮)。物事をある程度整理して、トラブル等が無いようにすることなど、色々とありますね。
これだけでも相当の文字数になってしまうので割愛しますが、自分の人生は自分の物です。粗っぽく生きてしまってはもったいないですし、その粗っぽさが自分の人生そのものになってしまいます。荒れ果てた畑で過ごしたいですか?それよりもととのった綺麗な畑でゆっくりと過ごしたくありませんか?私は、綺麗な畑で朝日や夕日を眺めながら気持ち良い一日を過ごしたいです。
人生、山あり谷ありですが
できるだけ丁寧に生きていきましょう。私もそのようにしていきたいと思いますし、これからもそうしていきます。
人生は、色々なことがあるから面白い。何が正解なのかはわかりません。決まってもいません。それを決めるのは、私たち一人一人の本人の心次第です。それであれば、丁寧に進めた結果については納得することができると思います。山は、丁寧に歩いていけばいずれ登りきることができます。谷でも、穴ではないのでゆっくりと登れば越えることができます。
一個一個、丁寧に進んでいきましょう!!
最後まで読んでいただいた方に感謝申し上げます。ありがとうございました!