IKEAの鏡を合わせて特大姿見にDIY
大きな姿見が欲しい!体型・服装のチェック、鏡を見ながらのトレーニングに、細い姿見じゃ物足りない!でも調べてみたら大きな鏡は意外と値段が高い。動かすこともできないし。
比較的安価に、それほど手間もかからず出来たので、レシピを紹介します!
出来上がるのは、IKEAの「FREBRO フレブロー」を3枚並べた、横60cm, 縦120cm,の姿見です。値段は材料費込みで¥4000以下です。
簡易的な工程説明
1. IKEAで鏡を買う
2. カインズホームで材料を揃える
3. 土台となる木枠をボンドで仮止め
4. 枠のねじ止めで土台が完成
5. 土台に鏡を固定する
設計図
赤色が鏡、緑色が土台、オレンジ色が固定用の木材、水色が土台のビスです
材料
・FREBRO 3枚
A: ベニヤ板 0.2 × 2 × 60 cm 2枚
B: 細板 1 × 3 × 60 cm 2本
C: 木材 4 × 3 × 150 cm 2本
D: 木材 4 × 3 × 54 cm 3本
・ビスA 12本 (50mm以上の長さ
・ビスB 8本 (25mm以上の長さ
必要な道具
・木工用ボンド
・プラスドライバー
・下穴用のドリル
・差し金(定規など
・掃除機
・えんぴつ
材料集め
木材はすべてカインズホームで揃えます。
木材Aは2mm厚のベニヤ板(鏡と同じ厚さ)を購入して、2*60cmのサイズを2つカットしてもらいます。折れやすいので輸送に注意します。
木材Bは1*3*60cmの細板がそのままのサイズで売っているのでそれを2本購入します。
木材B,Cは、カインズホームのホワイトウッド垂木30*40*1820mmを3本購入してそれぞれカットしてもらいます。なるべくまっすぐのものを選びましょう。長さが最大で150cmになるので輸送に注意してください。
ビスAは51mmの写真のものを使用しました。土台に打ち込むためのものなので、デザインなどは気にしなくて良いです。
表に出るビスBは真鍮のビスを使用しました。豪華に見えるからです。電動のドライバーがあると、ビスの打ち込みや、下穴のドリルがとても楽です。ドリルするときは掃除機で吸いながらやると散らかりません。
組み立て
土台を作ります。差し金などを使って直角に木材を配置して歪みのないようにしましょう。写真は木材Cの150cmのものを縦に二本、その間に漢字の月となるように木材D3本渡します。この時、2つ注意があります。
1つ目は横が60cmになるように3*4の木材の幅に注意しながらセットすることです。IKEAで購入した鏡がちょうど横幅で3枚のせられるように配置すれば大丈夫です。
2つ目は、上から3本目の木材の位置です。ベニヤ板Aを鏡固定のスペーサーとして使用するので、上からベニヤ板、鏡、ベニヤ板、と実際に配置して、最後の3本目の位置を調整してください。鏡の高さ120cmだけを考慮して配置すると、ベニヤ板を貼るのりしろがなくなってしまいます。鏡の上下が土台に約1cmずつ引っかかるように配置できるような木材の寸法になっています。
配置ができたら木工用ボンドで仮止めします。重石を乗せることができたらしっかりと圧着させることができるでしょう。ボンドで接着が完了したら、設計図の水色の矢印の部分に、下穴を開けてビスで固定します。木材が回転しないように、2本ずつビス留めすることをお勧めします。
鏡の固定
土台が完成したら、写真のように実際にベニヤ板と鏡を上下に配置して、ぴったりの配置でベニヤ板をボンドで土台に固定します。
最後に木材Bをベニヤ板のと鏡が抑えられるように上下とも配置して、ボンドで仮止めした後、ネジで止めて完成です。ネジを止める時の注意点として、木材Bの中心ではなく、ベニヤ板の中心を目掛けてねじ止めしてください。間違うと、鏡にねじ止めすることになりかねません。だいたい正面から見て左右対象に4箇所とめればしっかり固定されると思います。
最後に
複数の鏡の貼り合わせは、角度が少し違うだけで見た目にズレが生じます。しっかり固定すればそのようなことは起きませんが、もしずれてしまった場合は、鏡の裏側をガムテープで貼り合わせてなるべく一枚板のように保つと良いです。
比較的安価に、シンプルに大きな姿見を作成する手順でした。