妊娠中の妻、コロナウイルス陽性となる。2
10日間の自宅待機となった妻の体調の経過と心理をまとめた記事です。軽症ですが、少しでもなにかの参考になればとの思いで綴っています。あらすじは下の記事をお読みください。
12月16日 0日目
発熱なし、無症状。
本当に陽性なのかと疑うくらいの体調だ。体調よりむしろ、胎児とコロナウイルスとの関係のことを気にしている。とても不安そうだ。保健所から体調確認の連絡があった。
12月17日 1日目
発熱なし、無症状。
私にうつさないかを心配している。胎児とコロナウイルスの関係を調べているが、症例数が少なくしっかりとしたデータがないことがわかった。どちらにしてもつける薬はないので、身をまかすことにする。
12月18日 2日目
発熱なし、鼻水、倦怠感あり。
昼ごろから鼻水が止まらなくなっている。コロナウイルスの症状に当てはまるか。胎児とコロナウイルスの関係する情報が少ないので、英語の論文を探してみた。胎児への明らかな影響は今のところ見られていないと書かれているものがいくつか見られ、それを妻に説明する。妻もそれらはもう割り切って考え、健康を目指して運動やストレッチをして過ごす。眠気もあるため、早く寝て早く起きる。
12月19日 3日目
発熱なし、鼻水、倦怠感あり。
鼻水が止まらず、不安に感じている。このまま折り返せれば良いが、発熱などがでてきたら、症状は少し悪くなるだろうと話して過ごした。同僚の中には、発熱があったり、全身のだるさ、母親に家庭内感染していた人もいるらしい。自分もいつ症状が出るのか不安だ。もはや今となっては、陰性のままでも、陽性になっても真相はわからないが。
12月20日 4日目
発熱なし、鼻水、嗅覚に異常あり。
鼻水の程度が少し和らいだ。発熱もなく、どうやらなんとか折り返したようだ。との喜びも束の間、どうやら匂いがしないようだ。コーヒーの匂いでさえ分からないらしい。嘘のような話だが、本当に匂わないらしい。味覚には異常がないのは不思議であるが。これが、世間で騒がれている嗅覚障害なのか。
5日目からは次の記事に記します。