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妊娠中の妻、コロナウイルス陽性となる。3

10日間の自宅待機となった妻の体調の経過と心理をまとめた記事です。軽症ですが、少しでもなにかの参考になればとの思いで綴っています。あらすじは下の記事をお読みください。

12月21日 5日目

発熱なし、鼻水、嗅覚障害。
鼻をかむ頻度が昨日より減ったか。匂いは全く分からないままである。石油ストーブのにおいすら分からないらしい。フライパンの焦げている匂いもわからない。少し不安そうだ。身体の負担と危険を考慮し、引き続き料理は私がした方が良いだろう。匂いはわからないが、味は普通にわかるらしい。風味がないということになるのだろうか。

12月22日 6日目

発熱なし、少し鼻水、嗅覚障害。
鼻水はすすっているものの、だんだん量が減ってきた。嗅覚はまだ治らない。調べてみると、人によっては、1ヶ月ほど後遺症といわれるものとして続くらしい。においだけで判断していることも意外とあるのだと気が付き、同時に不便に感じているようだ。

12月23日 7日目

発熱なし、少し鼻水、少し嗅覚障害。
鼻水は変わらない。コーヒーの匂いに対して、「ん?」と、かすかに感じとることができたような気がすると言って、色々なものの匂いを嗅ぎ始めた。ほんの少しわかるようだが、わずかににおうかな程度の回復だそうだ。嗅覚障害についても折り返したか。それにしても、今日は自分の身体が少しだるい気がする。もちろん熱はない。このまま互いに何もないこと祈る。

12月24日 8日目

発熱なし、少し鼻水、少し嗅覚障害。
鼻水は変わらない。嗅覚は昨日より戻ってきているそうだ。ただ、石油ストーブの空焚き気味の状態にに気がつくのが遅れているので気を付ける。自分の体調は、大丈夫なようだ。

12月25日 9日目

発熱なし、少し鼻水。
嗅覚はだいぶ戻ってきたようだ。1ヶ月ほど続いている人もいるかと思うと、随分と回復が早いかもしれない。鼻水は止まっていない。陰性になっていても良い時期に近づいているか。

12月26日 10日目 自宅待機最終日

発熱なし、少し鼻水。
鼻はすすっているものの、自宅待機最後の日を迎えた。保健所の見解では、9,10日目で発熱や呼吸器系の症状がなければ陰性とみなされ、明日より外出して良いそうだ。今後の出勤日は職場との相談だそうだ。おそらく数日で復帰となるだろう。不安もあったがよく頑張った。このまま再感染がないことを祈る。

最後に

 自宅待機の毎日、何度も家族、友人、職場の皆様に対して感謝する内容の話をたくさんしました。差し入れをいただいたり、電話やメッセージをいただく度に、尋常じゃない量の元気が湧きました。コロナウイルスの症状に対する不安、家庭内感染の不安、妊娠中という不安、たくさんの不安がありましたが、必要な予測と考えても仕方ないことを早い段階で話し合い、切り分けられたのが良かったです。症状が軽症であり、体調とメンタルをが互いにコントロールしやすかったのも幸いでした。そしてこれらは何より、まわりの方々が支えてくださったおかげです。全ての方々に感謝いたします。また大変な時期に代わって仕事を引き受けてくださった職場の皆様に重ねて感謝いたします。

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