私の音楽性って何だこの野郎
さあ皆様お久しぶりです。最近忙しい振りをしてなんとか乗り切っていたシンくんさんこと竹田です。
iPhoneのカレンダーアプリを使っているわたくしですが、1月、2月はどちらも全ての月に点が埋まりました。
ちなみに3月もこの勢いです。
最後まで書ききった竹田より
今回書いてみると、思ったより音楽の話でした。珍しく。
私普段音楽の話するのあんま得意ではないんです。
家に帰ってまで音楽考えたくない人間です。
なんか途中で自分の経歴紹介なんてのもやってます。
そんなのでよろしければご覧くださいませ〜。
金管アンサンブル演奏会
さてさて、去る3/3に、大阪教育大学教育学部教育協働学科芸術表現選考音楽表現コース金管楽器専攻による金管アンサンブルコンサートVol3が行われました。芸音の同期や、吹部の先輩方など見に来て頂いた皆様にはお礼申し上げる限りです。ほんと。
私は出番1曲目だけバストロンボーン、それ以降は全部テナートロンボーンという、ほぼテナー専攻の立ち回りをしてました。
私は何専攻なのか
私の専攻は、バストロンボーンです。決してテナートロンボーンではありません。
いいですか、よく覚えておいてください。
知らない人のために一応解説しますが、普段オーケストラや吹奏楽で、1st 2ndパートを演奏してるのがテナー、3rd(Bass)パートを演奏してるのがバストロンボーンです。
(詳しくは自分でお調べくださいませ)
簡単に言えばぐるぐるしてるのが少ないのがテナー、多いのがバスです。(暴論)
たまたま私が高校生の時楽器を習った先生(部活の顧問)がバストロンボーンだったので、バスを本格的に始めた結果今ここにいます。
なので私はバストロンボーンを本職として生きています。一応これで飯食っていきたいなんて思ってるんですよ実は。
私の高校時代(過去)の栄光
何気に言うことがないし、自分のことを自慢してるみたいですごい嫌なんですが、これ以上先に行くと忘れてしまう気もするので、1度書き出しときます。
自慢じゃないです。
過去の栄光に囚われてる惨めな19歳なんです。
第29回日本クラシック音楽コンクール 全国大会高校生の部(トロンボーン) 第4位
第1回全日本学生国際ソロコンクール 中学高校の部 優秀賞
第6回K金管楽器コンクール 第3位
第26回全日本高校生管打楽器ソロコンテスト関西大会 金賞
第18回関西トロンボーン協会コンクール ヤングアーティスト部門 第3位
(そんなに結果良くないやつは省略)
まってびっくりした。
意外と経歴だけ見たらやけにすごい人に見えますよね。
過去の栄光にしがみついてる人ですよほんと。
だからといってすごい訳では無い
すごいわけないんですよねこんなんで。
世の中にはもっとたくさん上手い人がいて、私なんかへでもないわけです。
逆に変に数だけたくさん経歴があるってのは、邪魔になることも多いです。てかなってます。
高校生の時はこんなやってたのになぁ…今はなんだもう。堕ちたものだ。
ちなみに大学生になって、高校生の時と同じコンクールを受けてみたら、その時より順位が低かったなんてこともありました。(あたりまえ)
さすがにショックでしたし、さすがにしっかりやらなあかんわと考えさせられました。
高校の時はこんな色々やってたのに私は今何やってんだ。と思わせられる今日この頃。
大学に入って無くなった音楽へのこだわり
私の母校の吹奏楽は、決して強豪校ではありません。なんなら力あんまり入れてないタイプのゆるゆる部活でした。
だからこそ、ソロの練習を沢山できたし、ソロのコンクールにもたくさん挑戦出来ました。
顧問の先生が元バストロのプロ奏者(大教大芸音出身)っていう恵まれすぎた環境に、私立の施設が使い放題。
たまに、広すぎる講堂(ホール)を1人で使って基礎練してました。贅沢〜。
ソロ1曲を仕上げるのに1年かけてたりしました。
そりゃまぁ結果も出るわな。
それに比べて今はどうだ。
目の前にある楽譜をとにかく吹くことに必死になってる。
こだわりなんて微塵もない。
音楽性なんて語る資格はないですよこんな人に。
消費的な音楽になってるのかもしれないですね最近は。
1曲こだわって作り上げるったのが、いかに贅沢な時間の使い方だったのかというのを思い知らされています。
拍車をかける芸音の悲しい現状
大教大芸音トロンボーン専攻は、なかなかに厳しい現実を目の当たりにしています。
現在
4回生1人 (バストロンボーン)
3回生1人 (バストロンボーン)
2回生2人(テナートロンボーンとバストロンボーン)
1回生1人 (バストロンボーン)⇽ 私
やばいですって。
そもそも、バストロンボーンってめっちゃレアなんですよ。そもそも普通の吹奏楽部とか行ったら居ないことの方が多いんですよ。
中学校の全国バンドですら、居ないこともあります。
それなのにこの大学には!!!
なんと4人!!!!!
おかしいですよね(冷静)
もちろんオーケストラでは、バストロンボーンなんて1本しかいりません。
これを入学してすぐに察知した私は、すぐに友人の友人の母からテナーを貰い受け(買った)、そいつでほぼテナー専攻のような立ち回りをするのでありました。
今年の本番の数を数えてみたところ、テナーの方が圧倒的に多いという結果が出ました。
アレレーオカシイナー。
来年度も再来年度も、私の上にはバスの先輩が……。
私がバスで乗れる日は来るのでしょうか。
バストロンボーンを勉強するぞぉぉおおお!と思って乗り込んだ音大で、自分の専攻ですらない楽器(吹奏楽の本番ではユーフォもやった)をやる始末となり、やる気は無くなる一方。
実技試験以外バストロンボーンと触れる理由がなくなってしまった悲しきバストロンボーン専攻。
さすがにまずいと思い、演奏する機会を探しに行きました。
どこに行ったらバストロンボーン吹けるんだ。
そこで出会ったのが吹奏楽部……というのはまた別の機会で…。
私の本来の音楽性
私の本来好きな音って、暖かいサウンドなんです。マニアックな話ですが、アメリカンなサウンドよりヨーロピアンな方が好みです。(これ伝わってますかね)
今使ってる楽器はめっちゃくちゃアメリカの楽器ですが、目指してるのはドイツサウンドです。
某ニューヨークフィル首席みたいに、まっすぐずびゃああああんっていう音はもちろん憧れます。しかし私にはそれが向いていません。
そもそも楽器にまっすぐ息が入んないんです。常にそのストレスを抱えて生きています。
いいよなー楽器に息入る人。
いっつも、なんか息入らんのよなぁって苦しんでもがいてます。
私に向いてないんだってわかった高校生の時からずっと音色で勝負してます。
常にいい音で。いいサウンドで。
吹部で指揮する時も、アンサンブルする時も、ソロ吹いてる時も、何よりこれを最優先してます。
最近はこれが徹底できてなかったな。
今年は、これをこだわりにしていきたい。
歌い方もずっと褒められてきたはずなのに。
音楽の作り方がいいねって言われてきたのに。
いつの間にか忘れてしまっていた。
前のパリのアメリカ人のソロだって絶対もっと歌えたのに。もっともっと………。
これから
今年はとにかく音楽をしたいです。
来年何故かよくわかんないですが、クラフェスの指揮もやる訳ですし。
自分の音楽にこだわりをもっていきたいわよ。
今年は1つ、ソロのコンクールて結果が出たらいいな。
あ、ちゃんと指揮棒買ってますからね。
皆様これからもどうぞご贔屓に。