#Article4. 【異世界は存在する──?】
ついに昨日【心霊現象をカメラに捉えろ‼︎東京都幽霊トンネル&公衆電話三選】が公開されました。
心霊現象をカメラに捉えろ‼︎東京都幽霊トンネル&公衆電話三選 2024.03.02
前回の記事でも書いたとおり、シン・コワは「心霊現象を撮りに行く」ではなく「心霊現象って本当に起こるの?」を軸に、"特別な機器は使わずに"検証を行う番組です。
現地で起こった全ての事象を心霊現象だと煽ることなく、疑問を呈し、考察し、勘違いや思い込みにより話が飛躍されてしまったのではないか、ということも提示していきます。
僕らのやっている番組は、心霊現象を撮りに行っているわけではないので、番組の趣旨を考えると今回の公開した動画のタイトルをミスったな感が否めません。(ご愛嬌ということでよろしくお願いします。)
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こんな現実的には突拍子もないようで、近年アニメなどの創作物でよく使われる題材。これがロマンと言わずになんと言う。
心霊を取り上げる立場としてはこの題材は見過ごせないのだ。
様々な可能性や仮説立てをして、非現実的・非科学的と言われるようなことを思考していく。どんな些細なことでもカードとして持っておくことが考察には大事である。
今回は異世界についてのことを交えながら、公開した映像に触れていく。
専門家ではないため、ざっくりとしたものになるが齊藤の解釈する世界線は以下のとおり。
・並行世界(パラレルワールド)
・異世界(異なる世界:天国・地獄・霊界など)
これを踏まえ、今回公開した動画で起こっていた「ガラスに映った卯月の動きが合っていない」は、反射したガラス側に"異世界が映し出されていた可能性"があるのかもしれない。
さらに言えば、心霊スポットは現世と異世界の交差する場所と考える。
タイミングや波長が合えば、霊感などなくとも異世界(この話では霊界)と繋がる瞬間があるのではないか、ということだ。
異世界は複数存在していて、どの異世界と繋がるかはわからない。
今回は我々の住む現世と非常に似ている世界線が交わってしまい、シン・コワ調査員の卯月によく似た別の卯月が映し出された・・・ということだろうか。
それとも霊界が映し出され、霊がイタズラのつもりで卯月の真似をしていた?など、考えるとキリがない。
兎にも角にも不思議な映像であり、気味の悪い映像であることには違いない。
現実的な話をするのであれば、画角によってずれて見えてしまっただけの可能性もあるが・・・。
今回は全体を通して確認するとずれているのは2箇所だけ。それ以外のずれは素材Vでも確認はできずだった。
話しは少し脱線するが、ネットで話題になった異界駅。有名なところで言えば「きさらぎ駅」がある。
きさらぎ駅 / 概要
この手のものは創作の読み物として楽しんできたが、あながち創作ではなく本当に起こっていたことかもしれない。
個人的解釈で、今まで肉眼で霊を見ることについて、可視光線の波長が合う合わないで考えていた。
例えば、紫外線は目に見えない光だが、波長が合うことで見えるようになる。これが霊にも適用される話しなのかな、と。
だが一説によると「各人に宿っている霊の視覚を通して、異界の住人を視認できる」らしいのだ。
つまり霊が霊を見ている、いわゆる霊視というやつだ。
なら今回、映像で撮れてしまったのは「設置した定点カメラに霊が宿った?」だから「別の世界を映すことに成功した?」という風に考えられる。
いずれにせよ、現世と異世界は隣り合わせというべきか、同じ世界・同じ空間に存在しているが、波長が合わなければお互いに視認や干渉ができないようになっているだけ、ということだろう。
今回の映像についての考察は不完全燃焼のまま終えてしまうが、先述したとおり心霊スポットは現世と異世界が交差する場所のため、そこで起こる事象は人の理解が及ばないことを引き起こすのかもしれない。
2024年3月3日
ディレクター:齊藤