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第3回ツクフェス自主コン表彰の動画の裏話

☆第3回ツクフェス自主コン

  先日、第3回ツクフェス自主コンが、幕を閉じました。
結果発表を私のYouTubeで発表させて頂き、多くの方が見に来て頂いた事、大変嬉しく思います。
今回は、その時流した動画について話そうと思います。

☆鬼感謝さんからの依頼☆

   自主コンの結果発表を自分のYouTubeで
やって欲しいと言われた時は、正直、
断ろうと思ってました。
1年間という長い期間ずっと企画やWikiに      携わり、ツクトリ自主コンにも配慮して
やっと結果発表まで来たのに、
見せ場である結果発表の場を自分が奪って      しまって良いのかと思ったからです。

   でも、鬼感謝さんは、その方が盛り上がる  と思うので。と、それだけ自分に言いまし      た。

   ご自分より、参加者であるツクラーさん達    の事を考えてくれたんだな。って思いました。やるからには盛り上げるしかねぇなと。

  鬼感謝さんと運営さんの想いに答えたいと
思うようになり、今回やらせて頂く事に
なりました。

☆動画作成をするにあたって☆

   鬼感謝さん、運営さんの打ち合わせの中で、動画の内容はお任せします。好きなようにやってくださいと言われていました。

 自由にやらせて頂けるっていうのは、ありがたかったです。まず、自分がやったのは、コンテストの発表に必要な要素と、いらないと思う要素をピックアップしました。

必要な要素

・コンテストの概要
・主催者さんの挨拶
・コンテストの結果発表
・エンドロールで全作品を流す

不必要な要素

・自分が考えた受賞作品への感想
・無駄な前置き
・不必要な動画の演出

 自分が発表を見る立場だったら、結果を見に来てるので、

さっさと発表しろや!

って思うと、思うんです。
だから、必要ないものは極力無くそうと考ました。思いを言葉にしていったら3時間くらいの動画になりそうでした。

☆発表動画をどうするか☆

  とにかく自分に製作時間が取れなくて、鬼感謝さんからは公開を1週間延ばしてもいいですよ?って言われたんですが(公開日が決まる前の話です)

自主コンの結果発表はスピード感が大事なのは分かってたので、投票終了から待たせられるのは長くて1週間だと思っていました。

みんな結果を心待にしてるんです。

必要なのは、絶対に間に合わせるという自分の覚悟だけでした。


  動画の公開時間は日曜日の21時と決めていました。これは、休日仕事の方にも見られるようにしよう。という配慮です。
そして、動画時間は1時間以内と決めていました。

 ここも計算していて、
21時発表→22時動画終了→受賞された方がSNSで喜びの声を公開→みんながそれに反応する

 ここまでを日付が変わるまでにやりたかった。
嬉しいけど、次の日仕事だから、喜びのツイートは明日にしよう。って思わせる事を、やりたくなかったんです。

 素敵の余韻があるうちに、幸せな時間を感じて欲しかった。だから、1時間の動画にするのは絶対に守りました。

☆動画編集技術がねぇ事に絶望☆

  動画編集ソフトを持っているんですが、実はあまり使った事がなくて、何が出来るのか手探りで始めました。

動画のイメージは映画祭の授賞式みたいな感じで、とにかく

華やかで、派手。光と音と大歓声にしよう。でした。

ですが・・・・

1番困ったのが、拍手、歓声のサウンド素材が無いこと。これは絶対に必要なのに、動画編集ソフトに入ってなかったんです。

で、ネットで無料素材を漁ったんですけど、
少人数の拍手しかない(パチパチ・・パチみたいなの)

むしろ、

それの使い道を教えてくれません?

みたいな突っ込みをしつつ、妥協するしかありませんでした。

最終的にどうなったかと言うと、

爆発音でごまかしました。
爆発させとけば、なんとかなるだろ!

的な、発想です。

そんなこんなで、色々な事を試しているうちに変なテンションになって来ちゃって、色々な演出を邪魔にならない範囲で入れていきました。
動画に統一感がないのはそのせいです。

1時間の動画を完成させるのに、20時間くらいかかりましたが、動画編集ソフトの使い方をかなり理解できたので良かったです。

☆サプライズを入れよう☆

   動画は、受賞された作品や表記に間違いが無いかこまめに鬼感謝さんや運営さんとやり取りをして、その都度直していきました。

でも、ほぼ完成した動画を作った時に、
鬼感謝さんから言われた事があります。

素晴らしい動画です。皆さんより先に、満足してしまいました。

 この言葉を聞いた時に、
自分はこれでいいのか?と思いました。
一年半もの長い期間、ずっと自主コンと向き合い、みんなが楽しめる小さなイベントを毎月開催し、有終の美を迎えようとしている主催者さんか、

満足した?だって?


自分の中の、何がが、語りかけました。

お前は、あんなに一生懸命な人をそんな程度で満足させていいのか?

と。

そこで、打ち合わせの中では言わなかった、サプライズを動画に組み込もうと考えました。


☆3つのサプライズ☆

  動画のメインはあくまで結果発表です。
それをメインにしつつ、何か出来ることはないだろうか?と考えました。

1番自主コン主催者さんや参加した皆さんが喜んでくれて、驚いてくれる事はなんだろう?

サプライズの条件は、視聴者さん、自主コン参加者の皆さん、自主コン主催者様方の全員が驚き、喜んでくれる事。

これを全て満たすものをめっちゃ考えた末、1つアイディアが浮かびました。

そうだ!今回の自主コンはRPGツクールの公式さんもプッシュしてくれた自主コンだ!

公式さんから、自主コンについてコメント貰っちゃえばいいんじゃね\(^o^)/!?

(ちなみにこれ発表3日前の話です。ダメ元でコンタクトをとってみましたが、ツクール開発部様には快く?オッケー貰いました。前日の夜くらいに貰えたらありがたいです。なんなら当日でもって言ってたんですが、メール送ってから1時間後に文章届きました。仕事が早い)

これで、サプライズの1つ目は形になりそうだ。

次に考えたサプライズは、動画中にバックに流す曲を、自主コン参加者で自分のフォロワーであるリャオさんの配信している曲に出来ないかな?と言うことでした。

リャオさんには、自主コンの結果発表動画に使うとは言わずに、曲を使わせて貰えないか聞いたところ、快く?オッケー貰いました。

リャオの配信してる楽曲は、リャオさんの歌声のアルバムとボカロの声があり、迷わずリャオさんの声の方を選びました。

ボカロの方でなくて良いのですか?と聞かれましたが、自分がその方が好きなのと、動画のイメージはそっちだったのです。

2つのサプライズを用意できたので、安心していた矢先、SNSで、ある情報を目にしました。

そう、新たなRPGツクールの自主コンが開かれるようなのです。

その名も

ツクトリ自主コン2022!

このタイミングで、発表された事は、運命だと思いました。そして、運営の方の1人が自分がとてもお世話になっている人だったのです。

さらに、鬼感謝さんが既にコンタクトを取っており、ツクフェス自主コンの次回予告としてWikiのページに紹介すると伝えられました。自分のやってきた自主コンのノウハウを伝えられたらいいと思います。と仰ってました。

そこで、自分が

結果発表動画の中で、紹介します?

と、さりげなく聞いたところ、もう動画はほぼ完成してるので、組み込むのは大変だと思うんです。って言われました。

なので、その時は、分かりました。
ツクトリの自主コン紹介は別動画で作ります。

と答えました。

その時は。ね。

すべてのピースが、カチッとはまった感じがしました。
何て言うか、自分に運命が味方しているような、不思議な感覚。

早速、ツクトリ自主コン2022の主催者さんに連絡をとり、紹介させて貰いたい旨を伝えました。
もちろん、快く?オッケー貰いました。

そして、これは鬼感謝さんへのサプライズでもあるので、自分が動画で紹介する事は言わないで欲しいとお願いしました。

3つのサプライズ、全てが揃ったのです。

☆最後に☆

  めっちゃ長文になってしまいましたが、依頼を受けてから、発表までの1週間は凄く充実してました。

それは、喜んでくれる沢山の人の顔が自分の行動の先にあるって分かるから。

第3回ツクフェス自主コンの主催者である鬼感謝さんと、運営さんの努力が、形となって何かを生み出し、さらに次に繋げる事が出来るから。

鬼感謝さん、運営の方々、参加者の皆さん


本当にありがとうございました。

そして、一年半、お疲れ様でした。












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