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始めてみる ということ。
古民家の改修、1月末 正月行事も終わり、雪も峠を越したころ、太陽の日差しがあったので、いままで机上で考えていたことを実行してみた。昨日のこと。
現地に行ってみると、障子等の建具やタタミがある。これをどうしようかなと、現物を見ながら思案した。机上とは違い、こうするしかないという落としどころが見えてくる。机上で考えていたことを微調整しなければならない。
物事、かたくなに考えていると、チャンスを拾うことができない。自分の方針は微調整できたほうがいい。
繊細な障子の桟は緩く空間を仕切る材料になる。紙を入れなくてもいい。オフィスとキッチンの間。吹き抜けの落下防止、ポリカを入れて浴室と廊下の緩い仕切りにするなど。古材の転用に面白さを発見。
まだ使われていない60年前の畳、これは、OFFICEの床材にしよう。
こんなことは、机上では思いつかなかった。古材の転用について、ネットで見ていくと、昔の茶室の作り方にもつながるものがあることがわかる。
体を動かして、現場を見て、始めると、それが足掛かりとなり、新たなイメージとエネルギーが湧いてくる。運は、自分の方針を微調整できる人が拾うことができることも再確認。